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【要約】勝利の投資術〜億り人へのパスポート〜BY 高橋ダン

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こんにちは、くらぴょんです。

今回は高橋ダンさんの「ウォール街で学んだ勝利の投資術〜億り人へのパスポート渡します〜」の要約をします。

まぁ要約って言いつつも、大体私の考察が入っているので、要約と言えるかはわかりませんが笑

大筋は要約なので許してください。

さて、本題に入る前に質問に「はい・いいえ」で答えてください。

もちろん、Yes,Noでもいいですよ。

・あなたは億万長者になりたいですが?
・お金の不安を減らしたいですか?
・年収を上げたいですか?
・自由なお金を増やしたいですか?
・海外旅行に行きたいですか?
・貯金以外にお金の運用を考えていますか?
・貯金だけしていますか?

一つでも、「はい、Yes」がある人はこの要約を読まずとも、この本を読むと良いと思います。

2022年3月から急激に進んだ円安。

これによって、日本人のいや、日本円しか持っていない人は相対的に貧乏になりました。

日本で生活してる我々は感じにくいかもしれませんが、運用をしている私はすごく実感しました。

昨年に私はアメリカの個別株をいくらか購入しました。

2022年5月にアメリカは急落をし、株価が通常より安くなりました。

このタイミングで買おうと思っても、円安であるため、株を買いにくい状態になっています。

例えば、2021年は110円程度で1ドルに変えることができました。

しかし、2022年5月現在は130円程度かかります。

小学校の頃やった最小公倍数で見てみましょう。

110と130の最小公倍数は1430です。

1430 ÷ 110 = 13
1430 ÷ 130 = 11

同じ金額を換金したときに、2ドルの差額があります。

これが10倍になったらどうでしょう。

14,300円をドルに変えると20ドル損をしている計算になります。

何が言いたいのかというと、円安になった影響で日本人は生活の幅が狭くなったのです。

6畳の部屋から、4.5畳の部屋に移された感じです。

狭いですね。

なので、貯金だけではなく、世界の通貨を持ったり、世界中の資産を持つことが重要なのです。

でも、やり方なんてわかりません。

それを解説してくれるのが、今回の本です。

では、いつも通り、要約に入る前に、筆者の説明から入りましょう。

高橋ダンとは何者?

高橋ダンさんは投資系YouTuberとして活躍され、チャンネル登録者58.1万人(2022年5月21日現在)もいらっしゃいます。

10歳頃までは日本にいてその後はアメリカに住んでいました。

そのため、日本語・英語がペラペラです。

経歴

・コーネル大学を21歳で卒業。
・21歳のときにモルガン・スタンレーに入社
・ヘッジファンドに転職
・26歳のときヘッジファンドを設立
・海外を転々と旅
・2019年日本に戻ってくる
・2020年YouTube開始
・2021年PostPrimeをリリース

まず、コーネル大学に入るのがすごいことです。

よく、このブログにも出てくる、コロンビア大学やペンシルベニア大学と肩を並べる大学です。

そこを、飛び級で卒業しています。

ぶっ飛んで頭がいい方であるのは間違いありません。

YouTubeでは株価の動きや世界ニュースの解説などをされています。

また、テクニカル分析の手法も解説されています。

短期投資をしたい人は一度見て見ることをおすすめします。

話すと長くなるので、詳細はリンクを貼りましたのでぜひご覧ください。

【LIBERTY大学紹介】コーネル大学|TOEFL・IELTS スコア |LIBERTY
コーネル大学は、1865年にニューヨーク州のイサカに設立された私立大学です。また、私立大学でありながら、ランググラント大学(Land-Grant University)に属しており、大学の設立当初にニューヨーク州から受けた多額の援助金を施設建設や設備費用に当てています。
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投資をする時の法則


本書では8つ紹介していますが、ここでは4つ、半分を紹介します。

詳しく知りたい方は本書をご覧ください。

ただいまKindle unlimited会員は無料で読めます。(2022年5月21日現在)

投資はリスクではない、投資しないことがリスク

日本人の人は特にそうですが、日本人は投資にすごく苦手というか、リスクが高いと感じています。

そう感じるのも理由があります。

・お金の教育を全然受けていない。
・日本は経済成長をほぼしていないので、投資するメリットがない。
・物価・給料が上がっていないので、投資に目を向ける必要がなかった。

このような理由から、投資をする人が少ないです。

私の父も同じです。

私の父の父(私の祖父)は株で借金を抱えていたそうで、私の父もかなり投資には臆病になっています。

嫌なトラウマというか、反面教師のように思っているのでしょう。

私の祖父は父が高校生の頃に亡くなっているので、詳しく聞いたことはありませんが、父の話は本当でしょう。

ですが、貯金だけし続けるのもリスクだということに気づいてほしいのです。

なぜかというと、インフレになるとお金の価値が下がるからです。

例えば、インフレ時に100円持っていたら、100円は100円のままですが、物の価格が上がるので、買えるものが少なくなってしまいます。

逆に金を100円分持っていたとしましょう。

インフレに伴って金の価格が上がると、100円で買ったものが110円になることもあります。

そうすると、何もせずに10円増やすことができるのです。

逆に、貯金はデフレの時には強いです。

デフレの時は物の価値は下がるので、110円のものが100円になると、10円割引で買えたということになります。

つまり、貯金はインフレにならないことにかける投資です。

短期的にはデフレになることもあるかもしれませんが、基本的に経済成長すると、物の価格は高くなります。

給料が増える→需要が増える→需要が増えれば価格(物価)が上がる→会社が儲かる

このサイクルを繰り返します。

経済成長をすると給料は上がっていきます。

日本は30年給料が上がっていないので、感じにくいですが、東南アジアや中国を見てもらうとかなり給料が上がってきていることが分かります。

以下は中国の都市別の月収の最低賃金の推移です。

2011年から2020年で約2倍になっていることがわかります。

https://www.bk.mufg.jp/report/chi200403/319120401.pdf

これを見ると、世界では経済成長しており、インフレになっていることがわかります。

よって、貯金だけするのはリスクだということがわかってもらえたと思います。

でも、投資を始めようと思っても、どうやってやるといいのかわからないですよね。

そこで大事になるのが戦略です。

戦略を分ける

投資は一般的には長期積み立てでやることが基本です。

一部を短期投資することでパフォーマンスを上げることができます。

どのくらいの比率かというと、長期が7〜9割、短期が1〜3割です。

高橋ダンさんは「ライオン戦略」と言っています。

ライオンは必要な時だけ瞬時に動きます。

ふだんは長期積み立てでじっくり投資し、チャンスが来たら短期で投資をするということです。

こうすることで、リターンを増やしたり、シャープレシオを安定させたりすることができるのです。

シャープレシオを高くする

シャープレシオとは、変動の幅が小さいく、安定して利益が出せていることを表す指標です。

シャープレシオが高いほど、リスクを抑えて、安定的にリターンを上げることができているということです。

優れた投資とはこういうことです。

利益出せばいいというものではありません。

それはただの運であり、みんなができることではありません。

もちろん、シャープレシオを高めるのは簡単ではありませんが、高める意識を持つことが大事です。

投資家は利益の大きさよりも、シャープレシオが高いかどうかを考えているそうです。

人間は皆、リスクを嫌う生き物ですね。

では、シャープレシオを高めるためにどうするのか?

とにかく分散です。

ルールを守る

高橋ダンさんは以前7億円の損失を短期投資で出したことがあるそうです。

そうなってしまったのは自信過剰になりルールを守らなかったからだそうです。

人は、気質効果というバイアスがあります。

利益の出ている株は売って、損失の出ている株は持ち続けます。

持ち続けるだけならまだ良いですが、追加して購入する人もいます。

なぜこのようなとが起こるかというと、損失を出している株を売るということは、負けを記録することになるからです。

プロスペクト理論という言葉で知られていますが、損失がある時には人はふだん取らないリスクを取ります。

それによってより損失が増えてしまうのです。

他にも様々なバイアスが人間にはあり、それらが正常でない判断を下させる場合があります。

だからルールを守ることは重要なのです。

分散の方法

3つの種類に分けて投資をするのがダンさんの方法です。

アセットA、B、Cとあります。

アセットとは商品や投資対象という意味です。

A/おもに高いパフォーマンスを期待して投資するもの
B/おもにポートフォリオの値動きを安定させる目的で投資するもの
C/AやBとは異なる値動きで、全体のパフォーマンスを高め、安定させる目的で投資するもの
高橋 ダン,高橋 晴美. 僕がウォール街で学んだ勝利の投資術 億り人へのパスポート渡します (Japanese Edition) (p.95). Kindle 版.
Aは株や社債、不動産など
Bは国債、現金です
Cはコミディティ(金属、エネルギー、農業など)やビットコインなど

ダンさんのおすすめはの比率は以下です。

A:40〜60%
B:10〜30%
C:20〜40%

リターンを増やしたいのであれば、Aを多くします。

安定させたいのであればAの比率を少し下げBとCを増やします。

ただ、繰り返しダンさんは分散、多様化することをすすめています。

例えば、ETFも一つの種類ではなく複数持つこと。

また、一つの通貨でETFを買うのではなく様々な通貨でETFを買うこと。

とにかく多様化させることがシャープレシオを高くするためには大事なのです。

しかし、時には比率が崩れることもあります。

株価が上がれば自ずとAの比率は高くなります。

そんな時はリバランスをして、比率をもとに戻します。

Aが多いならBとCを買うことで比率をもとに戻すことができます。

このようにして長期投資はします。

短期投資投資については、ここで解説するよりもYouTubeを見ていただいた方が勉強になると思いますので、YouTubeをご覧ください。

テクニカル分析について解説している動画もあります。

まとめ

投資で大切なことは少額でもいいから早く始めることです。

始める時の金額は重要ではありません。

雪だるま式に増えていくので、初めは小さくてもどんどん大きくなっていきます。

今は、円安で始めにくいですが、落ち着いたらぜひ始めると良いでしょう。

最後になりますが、ぜひご自身で本を読んでみてください。

要約で知るのも大事ですが、自分で読むと私とは違う感想をもつと思います。

興味ある人はぜひ。

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