心理学

スピーチが上手い人の特徴|スピーチは見せ方が9割

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スピーチが上手くなるにはどうしたらいいですか?
くらぴょん
くらぴょん
今回はスピーチの方法について解説していこう。


スピーチが上手い人の特徴とは?

最初にインパクトを与える

スピーチだけに限らず、大事なのは掴みです。

掴みでどれだけ、期待をさせるかが大事です。

スピーチが上手い人は掴みで聴衆の期待を高めます。

期待を高めさせて、一言目で一気に聴衆を引き込むのです。

これが上手いのが中田敦彦さんです。

YouTube大学を見てもらうとよくわかると思います。

見た目

スピーカーは見た目が命です。

権威のある服装を着るだけでなく、身長も高く見せるとより説得力が高まります。

その証拠に、スピーチをする人は台の上に立ちます。

台の上に立つことで身長を高く見せて、説得力を高めることができるからです。

おすすめは底の厚い靴を履くことです。

支配するスペースが広い

分かりやすくいうと、身振り手振りが大きいです。

身振り手振りが大きいと、支配するスペースが広く見えます。

しかし、身振り手振りが大きいと言わなかったのには理由があります。

それは、舞台をどれだけ広く使えるかが重要だからです。

例えば、スティーブ・ジョブスのプレゼンを見てもらうとわかるように、ジョブスは舞台の端から端まで使っています。

身振り手振りは支配するスペースを広く見せる方法の一つでしかありません。

話が短くてわかりやすい。

人は分かりにくいことは重要だとみなしません。

例えば、校長先生の話を最後まで聞いていた、または、覚えているという人はいないでしょう。

話が長いし、分かりにくいからです。

人が大切だと思うものは「わかりやすいもの」です。

スピーチが上手い人は話が短くて、分かりやすいから、人の記憶に残り、説得力が上がるのです。

記憶に残ることで、スリーパー効果も生まれます。

数字を使う

数字を使うことで、信頼性を高めることができます。

メンタリストDaiGoさんのYouTubeを見ていると、必ず数字を言っています。

数字を使って信頼性を高めることで、説得力を上げることができるのです。

メタファー(例え話)

例え話を用いることで、聴衆は簡単に理解することができます。

例えば、スティーブ・ジョブスはiPhoneを発表するときにこう言っています。

「新製品を3つ紹介します。
1つ目、ワイドスクリーンのiPod
2つ目、革命的な携帯電話
3つ目、画期的なネット通信機器
独立した3つのディバイスではなく、1つなのです。
名前はiPhone。
今日、Appleが電話を再開発します。」

もし、iPhoneを発表するときに、「iPhoneはワイドスクリーンで音楽が聴けて、検索ができる携帯です。」と言われていたらどうでしょうか?

すごそうだなと思いますが、間違いなく、前者の方がすんなり入ってきます。

ユーモア

ユーモアを発揮すると、信頼性が高まったり、頭がいい印象を与えます。

ユーモアとは、お笑い芸人のようにネタをすることではありません。

クスッと笑える程度でいいのです。

それくらいのユーモアでスピーカーにセンスがあることは伝わります。

練習を積んでいる

スピーチは才能ではありません。

努力によって生まれます。

スピーチが上手な人はほとんど原稿は見ません。

上手い人の目線は常に、聴衆に向いています。

スピーチが下手な人

練習が足りない

スピーチが下手な人は練習が足りません。

だから、詰められたときに弱かったり、原稿を見て話すので気持ちがのっていなかったりします。

気持ちがのっていないスピーチには説得力がありません。

群集心理がわかってない

スピーチは1対1でするのではありません。

基本的に複数の人が聞いています。

人間は個人で行動する場合と、集団で行動する場合で判断が変わります。

だから、群集心理を知っていないと、上手いスピーチはできないのです。

話が長い

退屈な話を聞いていられる人はほとんどいませんし、印象に残りません。

印象に残るのは一番盛り上がったところと、最後だけです。

ピークエンド効果と言います

これがわかっていないスピーカーの話はどこも印象に残りません。

自信がなさそう

自信がなさそうな人に説得力はありません。

自信があるかどうかではありません。

自信があっても、聴衆に自信がなさそうに見えたらダメなのです。

論理的でしかない

人は感情で判断し、理屈で納得します。

感情や感覚に訴えかけないスピーチで、人の心は動きません。

簡単にいうと、理屈だけで考えるのであれば、戦争は起こりません。

他者・他国より優りたいという感情に対して、「反逆者を許すわけにはいかない」などの理由づけをしているだけなのです。

スピーチが上手くなる方法

見た目を整える

話し手は身だしなみを整えることで説得力が上がります。

好意と権威が高くなるからです。

中田敦彦さんのYouTube大学や予備ノリさんはジャケットを着て、解説しています。

医者のYouTuberさんは白衣をきている人が多いです。

そのほうが知識を紹介するよりも、大事だからです。

変わった男性の趣味に合うからかもしれませんが。

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緊張をなくそうとしない

人前に立つときにほとんどの人は緊張します。

大事なのは緊張を感じたときに、落ち着こうとしないことです。

緊張は「体がスピーチをする準備ができている証拠だ」と受け入れます。

そうすることで、緊張があっても聴衆には自信があるように見えるのです。

間を上手に使う

「間」を取ることは悪いことではありません。

間を取ることによって、聴衆の注目を集めることができるからです。

ナポレオンやヒトラーも演説の前に沈黙を作っていたと言われています。

そうすることで、注目を集めることができるからです。

また、人は「注目したものが大事」だと思う心理効果もあるので、注目させることは、説得において重要なことなのです。

最初は結論であり目的であるものから始める

ビジネスでまず言われるのが、結論から話せ。

結論から始めるのは、良いことです。
※相手が自分の話に興味がある場合に限る

しかし、もっとインパクトを残したいのであれば、「目的から語る」ようにするべきです。

「whyから始めよ」の著者がTEDでスピーチしているので、ご覧ください。

数字はシンプルにする。

人が覚えてられる数字は1つだけだと思いましょう。

さらに、簡単な数字だけです。

例えば、「16.67%の人」と「6人に1人」どちらが覚えやすいでしょうか?

おそらく後者です。

数字を使うのは大事ですが、細かすぎてはいけません。

ざっくりで、覚えやすい数字に変換しましょう。

例え話を使う

例え話はバラエティ番組を見て、覚えていくのがおすすめです。

YouTubeも面白いですが、テレビタレント方がトークはうまいです。

だから、バラエティ番組を見て、どんな例え・比喩を使ってるかを勉強するのがおすすめです。

ちなみに私がよく見て勉強しているテレビ番組は以下です。

・アメトーーク
・ロンハー
・テレビ千鳥

※全部加地さんがプロデューサーの番組

ユーモアは例え話と一緒に使うのがおすすめです

感覚に訴えかける

感覚とは5感です。

例えば、春なら「桜の香りのする道(嗅覚)を通って、期待と不安のドキドキ」とか。

夏なら「音楽室から吹奏楽の音楽が聞こえてくる(聴覚)運動場で、汗流した部活」

冬なら「大切な人の温もり(触覚)を感じる、忘れられないあの味(味覚)を」

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚(皮膚感覚)を表現の中に入れるのです。

このような抽象的なものに語りかけることで、人々の想像力が刺激され、聴衆は自分自身を説得するのです。

これだけは覚えて帰って

群衆を動かすときに、忘れてはならないのが以下の3つです。

「断言」「反復」「感染」

これまで色々解説しましたが、この三つだけでも覚えて帰ってください。

そのくらい、この三つは大事です。

この記事を思い出しください。

ほとんど断言してます。

「〜だと思います。」などの言葉は入れていません。

反復もしています。

うまい人の特徴と下手な人の特徴、上手くなる方法の3つで言葉を変えて反復してます。

感染はごめんなさい。

ブログでは無理です。

複数で読むものではないからです。

まとめ

今回はうまい語り手になる方法を解説しました。

おすすめの本を紹介しておくので興味ある人は読んでみてください。

リンカーンのように立ち、チャーチルのように語れ 聞く者の魂を揺さぶるスピーチテクニック21

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