心理学

ストレスはなくすのではなく、見方を変えて味方にする

心理学
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ストレスのなくすにはどうしたらいいですか?
くらぴょん
くらぴょん
では、今回はストレスについて解説しましょう。

この記事の内容

・ストレスはなくすべきなのか?
・ストレスを力に変える方法
・マインドフルになる方法


ストレスはマインドセットで善にも悪にもある


ストレスは以前、体に悪いものだと言われてきました。

実際にストレスが多い人ほど、短命だったり、病気になりやすくなったりします。

しかし、最近はマインドセットによって、ストレスが幸福につながったり、心臓病などのリスクを下げることがわかってきました。

マインドセットとは、「ものごとに対する考え方」です。

つまり、ストレスをどう考えるかでプラスに活かすことができるのです。

ストレスはなくすべきなのか?


結論からいうと、全てのストレスをなくすべきではないです。

なぜかというと、ストレスは私たちの人生に大きな貢献をしているからです。

ストレスのかかる生活にはこんなメリットがあります。

・幸福度の向上
・寿命が長くなる。
・健康状態が良い
・仕事や生活水準や地域社会に対する満足度が上がる。

一方で、ストレスのかからない生活では、こんな影響があります。

・屈辱感
・怒り
・喜びを感じにくい

この現象を「ストレス・パラドックス(ストレスの矛盾)」といいます。

2005〜2006年に行われた「ギャラップ世論調査」の研究によって、ストレスは幸福や健康に必要であることが、明らかになっています。

よって、ストレスはなくしたり、避けたりする必要はありません。

ストレスを力に変える方法

マインドセットを変える

ストレスを力に変えるには、ストレスのマインドセットを変える必要があります。

そのために、ストレスがあった時にどのような反応を取るのかを知る必要があります。

これらを知ることによって、ストレスを力に変えやすくなるからです。

ストレス反応についてはこちらで詳しく解説しています。

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さて、ストレス・マインドセットは完全とは言わないまでも、変化したはずです。

ストレスは悪者ではないと。

ここまで来たら、準備完了です。

ストレスを力に変える

ストレスを力に変えるには3つのステップを踏むだけです。

1.認識する
2.受け入れる
3.導く

これらのステップの詳細はこちらで解説しています。

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大事なのはストレスを否定しないことです。

ストレスは悪いものではありません。

あなたを守るための感情です。

だから、その感情をあなたが達成したいことのために使ってあげてください。

まとめ

今回はストレスをなくすのではなく、力に変える方法を解説しました。

ストレスは悪いものではありません。

ストレスが悪者になるのは3つの時だけです。

・ストレスのせいで自分が無力だと感じる
・ストレスのせいで孤立していると感じる
・ストレスのせいで自分の意志に反している

だから、ストレスに対するマインドセットを少し変えてみましょう。

ストレスは必ず味方になってくれます。

「Stress’ve got a friend in me(ストレスはともだち)」

スタンフォードのストレスを力に変える教科書

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