こんにちは、くらぴょんです。
今回はドーパミンを出す方法を解説します。
ドーパミンとは?
ドーパミンは快楽のホルモンだと思っている人がいると思いますが、実は違います。
ドーパミンは期待のホルモンです。
ドーパミンが出る時は報酬予測誤差がある時です。
つまり、報酬が予測を上回ったときにドーパミン回路が活性化されます。
じゃあドーパミンは快楽を与えてくれるじゃないの?
いや、違います。
ドーパミンのモットーは「もっと!」です。
もっと欲しいと思わせ、行動させたり、努力させるのがドーパミンの役割なのです。
だから、ドーパミンを意図的に出すことによって、
・粘り強さ
・行動力
・やる気
・変化を受け入れる・対応する
などを引き出すことができます。
では、ドーパミンはどのような時に出るのでしょうか?
ドーパミンが活性化するタイミング
ドーパミンのモットーは「もっと!」だと言いました。
つまり、ドーパミンが興味があるのは「獲得」であり、「所有」ではありません。
なぜなら、所有しているものは労力がかからなく、予測通りだからです。
報酬予測誤差は所有しているものでは起きません。
獲得することとは、未来のこと、自分から距離があるものです。
これを利用することでドーパミンを出すことができます。
ドーパミンの出し方
ドーパミンを出したければ
・未来を想像する
・「なぜ」を考える
ことでドーパミンを出すことができます。
未来を想像する。
ドーパミンは正確にいうと、欲求ドーパミンと、制御ドーパミンがあります。
欲求ドーパミンは「もっと欲しい!」という感情です。
制御ドーパミンは価値のあるもっとを計算する補佐的なドーパミンです。
制御ドーパミンの役割は、アイデアや計画、理論などを考える抽象的思考をもたらしてくれます。
ドーパミンはイマジネーションを与えてくれるホルモンでもあるのです。
何かを想像できるのはドーパミンがあるからなんです。
つまり、想像力を駆使するだけでドーパミンを活性化させることができるのです。
なぜを考える
なぜを考えることで、獲得したいものを明確にすることができます。
ある研究で、「なぜ」を考えてもらいました。
その結果、ドーパミン活性が高い人たちと差がないくらいドーパミン活性が低い人も異質な人たちを受け入れることがわかりました。
保守的な人は古き伝統を重視するので、変化や刺激を避ける傾向が高いです。
ですが、なぜを考えることによって、受け入れるようになったのです。
つまり、抽象的思考によってドーパミンを活性することができたのです。
まとめ
今回はドーパミンの出し方について解説しました。
ドーパミンの出し方は
・想像力を使う。
・「なぜ」を考える。
これは目標の作り方とも関係しています。
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