ストレスとどう付き合えばいいですか？
・ストレスとの付き合い方がわかる。
・ストレスがあったときの対処法。
・ストレスを味方にして、人生を豊かにする方法。
ストレス反応とは？
ストレスとうまく付き合うために、ストレス反応を知りましょう。
これを知ることで、どうストレスを対処するといいかがわかります。
ストレス反応とは、「ストレスを感じたときにとる行動」です。
ストレス反応の種類
・闘争・逃走反応
・チャレンジ反応
・思いやり・絆反応
・学び・成長
闘争・逃走反応
これは身の危険を感じたときに出る反応です。
体に以下のような反応が出ます。
・心拍数の上昇
・呼吸が速くなる
・筋肉の緊張
・注意力のアップ
これらを自動的に体は行い、戦闘体制を整えます。
この反応のおかげで祖先は厳しい自然の中でも生き残ることができました。
ですが、現代において殴ったり、逃げたりは理想的な対処法ではありません。
生きるか死ぬかの状況以外で、闘争・逃走反応はミスマッチです。
チャレンジ反応
これは身の危険は感じない場合に起こる反応です。
体に出る反応は「闘争・逃走反応」と似ています。
しかし、異なる重要な点があります。
・恐怖は感じない。
・フロー状態になりやすい。
「ストレスの多い状況は、自分のスキルや知識、長所を向上させるのに良い機会」と考えましょう。
こう考えることで、チャレンジ反応は起きやすくなります。
詳しくはこちらで解説しています。
思いやり・絆反応
ストレスを感じると、人と繋がりたい気持ちが強まります。
ストレスを感じたときに、誰かに話したくなった経験はありませんか？
特に女性はこの反応が起きやすいと思います。
また、この反応は心臓を強化すると研究で言われています。
学び・成長
ストレスを感じた後は、体と脳がストレスのない状態に戻っていきます。
回復するのです。
このときに放出されるホルモンの効果により、脳の可塑性を高め、脳は記憶を定着させます。
将来、同じような経験にあったときに、うまく対処できるようにするためです。
心理学では「ストレス免疫」といいます。
ストレスとうまく付き合うために
紹介したストレス反応は望むように変えることができます。
チャレンジ反応で紹介したように、ストレスをどう考えるかで、ストレス反応を変えることができるのです。
例えば、大きいストレスを感じたとき（致命的なミスや恋人に振られたなど）は1人になりたいと思うかもしれません。
ですが、このストレスを、誰かと繋がり共有する力に変えることもできます。
ストレスとうまく付き合うためには、ストレスをどう考えるかが大事なのです。
その考え方によってとる行動が変わります。
行動が変われば、体の反応も変わります。
体の反応が変われば、ストレスから成長し、心身を強化することができます。
だから、ストレスを感じたときは以下のどれかを選びましょう。
・チャレンジ反応
・思いやり・絆反応
・学び・成長
と言っても、行動できるかどうかは別問題です。
感情をコントロールできないかもしれないからです。
感情をうまくコントロールし、ストレス反応を変えるためには、感情を受け入れる必要があります。
そのための方法はこちらに記載しています。
まとめ
今回はストレスとのうまい付き合い方を紹介しました。
これらの方法を実践するだけで、ストレスは最強の味方になります。
「Stress’ve got a friend in me（ストレスはともだち）」
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