今回は「バビロン大富豪の教え」を解説します。
お金の問題は解決したほうがいい
お金がもう少しあればとか、お金を増やすことができたらと思ったことありませんか?
もちろん、私もお金が全てだとは思いません。
ただ、お金切れ目が人間関係の切れ目だと言われます。
人間関係にお金を持ち込むと、市場規範が適応されて、社会規範が薄れてしまいます。
社会規範…友人からの頼み事など、よく「人として」と言われること
市場規範…お金が絡むやり取り、給料や時給、価格などでつながる関係
社会規範が適応されている世界に市場規範を持ち込むと、社会規範は薄れます。
さらに、社会規範を戻すのに時間がかかります。
なので、人間関係を育むためにはお金はない方が良いかもしれません。
以前放送されていたアメトーークの「40歳過ぎてバイトやめられない芸人」でこんなエピソードがありました。
これに出演されていた芸人さんがバイト仲間(学生)とバイト終わりに食事に行っていたそうです。
最初は芸人さんが奢っていたそうです。
しかし、芸人さんもお金があるわけではないので、これからご飯に行くときは割り勘にしよと提案をしたそうです。
すると、次から食事にバイト仲間は行ってくれなくなったそうです。
確かにこの話を聞くと、バイト仲間は最低だなと思うかもしれません。
ですが、社会規範の中に市場規範を持ち込んでしまったことも原因だと私は思います。
最初から、奢らない姿勢を貫いていたら、ずっと食事に行けていたかもしれません。
そういったことは置いといて、お金はあったほうがいいとは思いますよね。
あって困るものではありません。
好きなものを買えるし、したくもない我慢をしなければなりませんから。
最近、アダルトビデオの法律についての議論がありましたね。
お金があれば、AV女優という道を選ぶ必要はなかった方もいるでしょう。
お金があってもその道を選ぶのは自由なので良いと思います。
AV女優を批判するつもりはありません。
ただ、お金があったら選ばなかった人はいるとは思います。
私はやっていないとかではなく、あなたの仕事も同じようなことが言えるかもしれません。
お金があれば、給料が少なくても好きな仕事についていたかもしれません。
では、どうやってお金を増やすといいのでしょうか?
それを「バビロン大富豪の教え」を通して解説していきます。
お金を増やし、お金に縛られず、充実した人生を送る「人類不変の知恵」をこれからあなたに授けます。
黄金を増やす7つの道具を後で解説しますが、決してドラえもんの秘密道具ではありませんので、ご注意を。
お金持ちとは?
これは様々な定義があると思います。
今回は本書にもあるように、「お金の増やし方を知っている人、または、資産が1億円ある人」と定義します。
お金を増やす方法を知る前に、やるべきことがあるので順に解説します。
お金の増やす方法は他のサイトでもたくさん紹介されていると思うので、アイデアの一つとして読んでみると良いでしょう。
ただし、変なものに引っかからないようにしましょう。
とりあえず、人を紹介してくる人は疑うと良いでしょう。
黄金の7つの道具
収入の10分の1を貯金する。
収入の10分の1を貯金できなければ何も始まりません。
人間は欲深い生き物ですから、何かを買うともっと欲しくなるのです。
もちろん元手0円で始めるビジネスもありますが、増やしたお金を全て使ってしまっていたら、いつまで経ってもお金に縛られたままです。
その状況を打破するためには、10分の1を貯金しても生活できるように生活をかえる必要があります。
なぜ、10分の1なのかというと、収入の90%でも多くの人は生活することが可能だからです。
日本の労働者だと99%の人は可能だと思います。
また、人間は物を買っておけばよかったと後悔するよりも、買わなければよかったと後悔することの方が多いのです。
だから、収入を10%貯金しても何もキツくありません。
もっと、減らせるぜって人は収入の80%で生活できるようにしてみましょう。
そして徐々に比率を上げていくと良いです。
私は約40%は貯金・運用に当てています。
欲望に優先順位をつける
10分の1をまだ貯金できていないという人は何かを諦める必要があります。
また、貯金できていても、もっと貯金しようと思ったら、何かを諦める必要が出てきます。
その時に重要なのが、欲望に優先順位をつけることです。
本当に必要なのかを考えて、必要なものから買っていきます。
それがなかなかできない人は、他にどんな使い道があるかを考えてみましょう。
例えば、外食を我慢したら、浮いた3000円で何か他のものを買うことができると思います。
私の場合だと、本が3冊は買えるなと考えるわけです。
こうして、相対的に比較をすることで、欲しいと思うものが必要かどうかを見極めやすくなるでしょう。
また、優先順位をつける時にポイントになるのが、経験になるかどうかです。
お金を使うものが経験ではなく、モノであれば優先順位を下げるべきだと思います。
貯めたお金に働かせる
10分の1を貯金し続けるのは素晴らしいことですが、ずっと銀行に置いておいても何も変わりません。
今の銀行の利息だと、72000年後にならないと、資産は倍に増えません。
しかし、運用したらどうでしょうか?
運用することで、あなたが働かなくても、資産を増やすことができます。
また、定期的に収入が入ってくる状態になります。
危険や天敵からお金を堅守せよ
お金をどれだけ稼いでも、変なものに投資をしたり、ギャンブルをして損をしていたら意味がありません。
ウォーレン・バフェットも言っています。
ルール1:決して損をしないこと
ルール2:ルール1を忘れないこと
この二つを守ることだと。
なので、損をすることは10本の指に入るほどの金持ちですら避けているのです。
そんだけではありません。
税金も同じです。
オリラジの中田さんがシンガポールに移住された理由の一つが所得税を下げることです。
やはり、税金を減らすのはすごく大事なのです。
他にもあなたの財布からお金をとっていくものには敏感になりましょう。
サブスクリプションのようにね。
住む場所を選べ
決して大きい家とか豪華な家に住めというわけではありません。
住居は心を豊にする投資と書いてありますが、家の購入と幸福度は全く関係ありません。
確かに、生活の満足度は変わりますが、いい家に住んでいるからと言って、幸せになるわけではないのです。
では、なぜ住む場所を選ぶ必要があるのでしょうか。
住む場所を選ぶことによって様々なメリットがあります。
通勤時間の短縮、環境問題、遊べる場所など。
一番重要なのが通勤時間です。
例えば、環境が悪いところ、排気ガスが多い高速道路の近くや、電車の線路の近くでは生活の質が下がります。
集中力も低下してしまいます。
だから、環境が良いところに住む必要があるのです。
中には、通勤があるから都会に住むしかないという人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが、観葉植物です。
なかでも、NASAが認めた観葉植物は空気をきれいにしてくれる、空気清浄機のようなこ働きをしてくれます。
私も観葉植物を取り入れて、空気を清浄しているだけでなく、集中力もアップさせています。
植物は集中力を上げる働きもありますからね。
今日から未来の生活に備えよ
私たちが不安を感じるのは将来がどうなるかわからないからです。
高度経済成長していた頃の日本のように、正社員で働けば年金も貰えて一生安泰という時代ではないからです。
その不安に対処するために保険に入る人もいます。
私はまだ入っていませんが。
保険に入らずとも自分で保険を作っておくことはできます。
資産運用もそうですし、新しいスキルの習得や、副業も自分で作った保険です。
自分で作る保険は何が当たるかわからないので、次々と試していく必要はがあります。
また、人間には現状バイアスがあり、未来よりも現在の方が重要だと考える傾向があります。
未来得するとわかっていながらも、そうはできないのが人間です。
だからしょうがないっかと諦めるのではなく、現状バイアスになっていないかと自分自身を疑う癖をつけると良いでしょう。
自分こそを最大の資本にせよ
投資の中で一番効率が良いのが、自己投資です。
自分の成長のために労力を使うことです。
これはバフェットさんも「昨日よりも少し賢くなって寝る」と決めているそうです。
バフェットさんは91歳のおじいちゃんですが、そんな人でも勉強してるのです。
正直自己投資はタダでもできます。
本は図書館で借りれます。
仕事の中で人より学べば良いのです。
会社のを使えば、自分のお金は使わなくてもできます。
このように、お金を使わずに自己投資をする方法を考えてみてください。
私はいまだに図書館で本を借ります。
まぁあればの話ですがね。
お金と幸せを生み出す5つの黄金の法則
1、家族と自分の将来のために収入の十分の一以上を蓄える者の元には
黄金は自らを膨らませながら喜んでやってくるだろう
2、黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、持ち主が群れを膨大に増やす
羊飼いのように賢明ならば黄金は賢明に働くことだろう
3、黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳をかたむける持ち主からは
黄金が離れることはないだろう
4、自分が理解していない商い、あるいは、黄金の防衛に秀でた者が
否定する商いに投資してしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう
5、非現実的な利益を出そうとしたり、謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり
己の未熟な経験を妄信したりする者からは黄金は逃げることになるだろう
みなさんと関係が高そうな4と5について解説します。
4、自分が理解していない商い、あるいは、黄金の防衛に秀でた者が
否定する商いに投資してしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう
ウォーレンバフェットはIT企業への投資はほとんどしていません。
それは、ITの誓いが弱いと自分でわかっているからです。
これは、わたしたちが運用する時にも言えます。
わからないことに投資するのはリスクが高いです。
逆に学びのための自己投資なら問題ありません。
知識は幅が大事ですから。
ただ、理解できていない企業の株式などの金融商品に投資をするのが間違っているのです。
不動産も同じです。
また、怪しいビジネスだとその道のプロがいうようであれば、そこから手を引きましょう。
5、非現実的な利益を出そうとしたり、謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり
己の未熟な経験を妄信したりする者からは黄金は逃げることになるだろう
個別株投資家はほとんどの人が市場平均を上回れません。
だからバフェットさんはすごいのです。
60年近く市場平均を上回っていますから。
例外は置いといて、ほとんどの人は無理です。
一方で、インデックスファンドのような市場と同じ動きをするファンドに投資をしていた人は、負けていません。
むしろ、一般的な投資家には勝っているのです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
資産運用の世界では平均的であろうとすることが平均を上回るのだと肝に銘じておきましょう。
まとめ
これで、お金と幸せを手に入れる道具が揃いました。
ただし、まだまだ使える状態ではありません。
今回手に入れた道具を磨いて磨いて、一流の道具にして行ってください。
その道具はいずれ未来のミュージアムで展示され、思い出話として語ることができるでしょう。
今、ドラえもんも秘密道具のフリを回収しました。
※未来のミュージアムはPerfumeさんの楽曲でドラえもんの映画「秘密道具博物館」のエンディングソングです。
コメント