・ダークホースと何か
・ダークホースがなぜ重要なのか
・ダークホースになる方法
ダークホースとは?
ダークホースとは「予想外の活躍をして番狂せをするもの。」です
ソフトバンクのCMの「予想外です。」みたいな感じです。
例えが、平成ですね。
最近の事例で例えるなら、2022年に行われたサッカーW杯の日本代表はダークホースでした。
多くの人の予測では日本ではなく、ドイツが勝ち上がると思われていたからです。
さらに、1位で突破するとはほとんどの人は予測していなかったでしょう。
競馬の三連単が適用されていたら、とんでもない倍率になっていたことでしょう。
話がそれました。
まとめると、ダークホースとは
予想もできなかった活躍をすることです。
これからの時代の成功の鍵はダークホースになること?
なぜ、これからの時代はダークホースになることが重要なのかというと2つの理由があるからです。
・従来の成功法則は賞味期限切れ
・世界の変化が早い
従来の成功法則は賞味期限切れ
これまでの時代、特に昭和・平成前半は「標準化の時代」と言われています。
・効率化を求めてマニュアル化できるようにする。
・大量生産
・義務教育
みんな同じことをできるように教育したり、悪い言い方をすると個性を失したり、抑えたりしていました。
出る杭は打たれるです。
この時代の成功は「出世の階段を登って、富と地位を獲得すること」でした。
そして、これを体現するための自己啓発本が続々と出版されていたそうです。
例を挙げると
・人を動かす
・思考は現実化する
などです。
時代は令和です。
標準化時代から「個別化の時代」へと変わってきているのです。
世界の変化が早い
標準化の時代に発せられたメッセージは「自分の目的地をしり、それに向かって懸命に努力し、コースから外れるな。」です。
これも古いです。
もちろん専門性は大事です。
しかし、知識の幅も大事なのが現代です。
詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。
成功の定義とは?
一旦ここで、成功の定義を確認しておきましょう。
あなたにとって成功とはなんですか?
3,000人を対象にして行われた調査によると
「個人的な成功を定義するとしたら、幸福感と達成感が重要」だと答える人が多数でした。
一方で、「どんな人がもっとも成功しているとみなされるか?」と質問すると、
社会の定義では74%の人が「実力のある人」
個人の定義では94%の人が「目的意識のある人」
と回答しました。
個人を見る時と、他人を見るときで成功の定義が異なるのがわかるでしょうか?
つまり、自分自身の成功は「人によって異なる」ということです。
よって、成功法則は人によって変わる。
そこで出てくるのがダークホースです。
ダークホースは仕事などを選択するときにもっとも重要視しているのが、「充足感」です。
言い換えると「満足してますか?達成感はありますか?」ってことです。
従来の時代では、充足感は頑張った見返りとして得られるものだと考えられてきました。
「辛くても、残業しても給料が多くもらえるなら頑張る!」
しかし、ダークホースは違います。
どう違うかというと、ダークホースは見返りとしてではなく、過程に充足感があるかを重視します。
つまり、個別化の時代では逆です。
「充足感が先。成功は後からついてくる。」
詳しくはこちらをご覧ください。
小さな違和感がサイン
今の仕事にどんな不満がありますか?
「ある!」と思った人は仕事を変えるタイミングかもしれません。
ダークホースは違和感を敏感に感じて、環境を変えます。
言い換えると、さまざまな職種に転職しています。
本の中で紹介されている、人も同様にいくつも転職を繰り返しています。
転職を続けた結果、偶然現れた転機によって、天職に巡り会えたのです。
自分の好きなことを掘り起こせ
好きなことを見つける
ダークホースがもっとも重要視しているのが「充足感」でしたね。
その充足感を得るためには、自分のモチベーションの本質を知ることが重要です。
では、質問です。
・あなたは何をしているときが楽しいですか?
・また、興味を持っていることはなんですか?
と、いきなり聞かれてもすぐに思いつかない人も多いと思います。
そういう人は、とりあえずやったことないことをやってみるのがおすすめです。
言い方を変えると、経験をお金で買うのが、簡単でおすすめの方法です。
また、人生の幸福度も上がるのでおすすめです。
詳しくはこちら。
好きなことが見つかれば、「ちょっとやってみよ!」といった小さいモチベーションが生まれます。
実際ダークホースたちも、好みや興味に突き動かされていたことを明らかにしています。
決して証明マインドセットではないのです。
好奇心は神レベルに最強のモチベーションになるのです。
マインドセットについてはこちら
。
好きなことを組み合わせる。
色々試していくと、自分の好きなことが複数見つかります。
私の場合だと、
・本を読むこと
・人を笑わせること
・1人で作業すること
などです。
これらを組み合わせて、自分のやり方を作るのです。
勘がいい人は気付いたと思います。
そうです。
幅が武器になるのです。
「世界の変化が早い」の章で、知識の幅が大事だという話をしました。
これで、幅をも出せることが大事だっていうのも理解していただけたのではないでしょうか。
自分に合った方法を見つける。
まず、「選択」と「指定」の違いについて解説します。
なぜ、これを解説するかというと、多くの人は選択をしているようで、指定しているからです。
例えば、大学進学は合格ももらっている学校の中から1つ指定しているすぎません。
逆に世界中のすべての大学から合格をもらってるいた場合は「選択」になります。
もう一つ例を挙げておきましょう。
レストランのメニューを選ぶのは「指定」、どのレストランに行くかを選ぶのは「選択」です。
ダークホースは指定ではなく「選択」をします。
なぜかというと、指定では理想の職業は見つからないからです。
では、ダークホースはどうやって選択しているのでしょうか?
それは「フィット感」です。
成功確率は考えません。
理由は、個性が違うので、自分には当てはまるかどうかはわからないからです。
フィット感とは、「個性と取り巻く状況が適合すること。」
フィット感がなければ、小さなモチベーションは生まれません。
独自の戦略を考える
ダークホースにとって戦略とは「上達する方法」のことです。
ここでも成長マインドセットが見て取れます。
しかし、「自分の強み」はすぐに見つかるものではありません。
なぜかというと、強みは見つけるものではなく、伸ばすものだからです。
また、強みは状況によって変わります。
つまり、戦略はトライ&エラーで見つけていく必要があります。
具体的な方法はこちらをご覧ください。
目の前のあることに集中すべし
1万時間の法則を聞いたことある人は多いのではないでしょうか?
しかし、これはすでに否定されています。
つまり、上達に時間は関係ありません。
では、どうするべきか?
私たちが問うべきことは「どれくらいやったら上達するか」ではなく、
「これは、自分にあった戦略であるか」です。
言い換えると、「自分の強みを伸ばしやすい方法であるか?」です。
見つけたら、それに集中して取り組みます。
途中で、違うかもなと思うこともあるでしょう。
その時は都度変更すれば良いです。
まとめ
標準化の時代の成功法則はもう古い。
重要なのは、充足感。
充足感を得るために
・小さな違和感を見逃さない
・好きなことを見つける
・好きなことを組み合わせる。
・自分に合った方法を見つける。
・独自の戦略を考える
・目の前のことに集中する。
ぜひ、途中で紹介した本も読んで見てください。
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