心理学

心理学入門。科学的にもっとも正しいビッグファイブ【ビッグ5】を解説。

心理学
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こんにちは、くらぴょんです。

今回は、ビッグファイブ(big5)を解説していきたいと思います。

心理学のビッグファイブ【ビッグ5】とは?

ビッグファイブは主要五因子とも言われ、科学的にもっとも正しいと言われている、心理分析の一つです。

このような経験ありませんか?

・人が多いのが苦手で、静かなところにいたい。
・人と会うのが好きで、LINEの友達は150人以上。
・チームのみんなで何かを成し遂げることに喜びを感じる。
・チームよりも一人で行動する方が好き。
・コツコツやることが得意。
・コツコツやるのが苦手で、宿題は最後にまとめてやる。
・新しいこと・新商品に惹かれる。
・ずっと同じものを使っている。
・心配性。
・とりあえず当たって砕けろ。

一つでも、当てはまったあなたは自分がどのような性格なのか、次章のテストでチェックしてみてください。

ビッグファイブテスト

以下の質問に「全く当てはまらない(1点)」〜「よく当てはまる(5点)で採点してください。

1.初対面の人に会うのが好きで、初めてでも会話を楽しめる
2.思いやりがあって、それを行動に移し、差別せず親切にする
3.きっちりと物事をこなし、手際よく、効率よく物事を行なう
4.たいていリラックスして落ち着いている
5.新しいことを知るのが好きでクリエイティブ、好奇心や探求心がつよい
6.恥ずかしがり屋で物静か、人が多いパーティなどは苦手だ
7.思ったことを口にし、他人の感情に流されず、冷静な判断をする
8.後先考えず衝動的に行動し、ギリギリまで物事に手をつけない事がある
9.いつも心配事が多く、不安になりやすいほうだ
10.物事を現実的に考えて型破りなことはしない、保守的な考えだ

次に6〜10の質問の点数を反転してください。

1点→5点、2点→4点、3点はそのまま、4点→2点、5点→1点です。

反転したら、質問1と6、2と7、3と8、4と9、5と10の点数をそれぞれ足します。


質問1が2点、質問6が4点の場合
2 + 4→2 = 2 + 2
= 4点

このように、他の問題も計算してください。

質問
1と6  : 外向性
2と7  : 協調性
3と8  : 誠実性
4と9  : 情緒安定性
5と10 : 開放性

を表しています。

5つの特徴をこれから解説していきます。

点数が覚えておいてください。

外向性


質問1と6の合計が7点以上のあると、外向性が高い性格だといえます。

5点以下のだと、内向的な性格です。

6点は中間です。

外向性が高い性格は、人と会うことが好きで友達が多いタイプです。

学生の頃から、比較的目立つタイプだったのではないでしょうか。

反対に内向的な人は私と同じく、人と会うのが得意ではなく、一人の時間が好きで、友達は狭く深くのタイプです。

これを知っておくと、仕事の選び方・仕方も変わります。

私はシステムエンジニアなので、性格的な選び方としては適切だと言えます。

外向的な人は営業など人と接するスタイルが合っているといえます。

協調性


協調性とは自分と異なる立場、違う意見や考え方を持つ人たちと協力しながら、同じ目標の達成に向けて行動できる能力のことです。

協調性が高いと、長期的な関係を維持するのに効果的です。

また、チームのみんなと協力をすることが得意です。

しかし、協調性が高すぎても問題で、自分の意見が言えないことがあるので、点数が高ければ良いわけではありません。

協調性が低い人は少数もしくは1人で行動するのが向いています。

協調性が高い人はチームにも馴染めるので、大きなチームの一員として結果を出すことができると思います。

誠実性


誠実性は責任感があり勤勉で真面目な傾向を表しています。

誠実性が高い人の方が、成果をあげやすいのは直感的にわかると思います。

誠実性の高い人はコツコツと物事を進めたり、継続したりすることができます。

これも、点数が高い方がいいです。

しかし、低くても鍛えて誠実性を高めたり、習慣化したりすることができます。

習慣化する方法はこちらの記事をご覧ください。

情緒安定性


これは、神経症的傾向とも言われます。

精神・メンタルの安定度合いを表しています。

この点数が高い人は、物事に動じず、冷静に判断を下すことができます。

この点数が低くても安心してください。

鍛えることができます。

その方法は瞑想(マインドフルネス)です。

マインドフルネスについてはこちらをご覧ください。

開放性


これは、物事に好奇心を持って取り組み、新しいことを受け入れる性格を表しています。

また、既成概念や常識を嫌います。

アイデアを出したり、創造的なことをしたりすることを好みます。

逆に、この点数が低い人は安定的なことを好み、決まったことルーティン化されていることを好みます。

変化・改革などを嫌うところがあります。

まとめ

ビッグファイブを知るとあなたの性格特性だけではなく、相手の性格特性までわかってしまいます。

私は相手とコミュニケーション中にこの質問を所々で挟みます。

すると、相手から自分の性格を打ち明けてくれるため、より正確な性格を知ることができます。

性格を知ると、相手が好む話題を提供することができるので是非試してみてください。

参考文献:自分の価値を最大にするハーバードの心理学講義

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