プロパガンダとは何か
プロパガンダとは、大衆を操作を目的としたテクニックだ。
こんにちは、くらぴょんです。
今回はプロパガンダとは何かを解説します。
プロパガンダとは何か?
プロパガンダという言葉は聞いたことあるが、よくわからないという人も多いと思います。
本屋で見かけたり、YouTubeで聞いたことあったりして、言葉には触れていると思います。
しかし、何って聞かれるとよくわからない。
それは、あなたがプロパガンダを使うことはあまりないからです。
プロパガンダは
特定の観点を受け手に伝達することであり、最終的な目的は、受け手があたかも自分自身のものであるかのように「自発的に」受け入れるようにすることです。
基本的に、大衆を動かすために使うテクニック(技術)です。
つまり、プロパガンダを使われる立場であるということです。
では、いったい誰がプロパガンダを使っているのでしょうか。
それは、メディアや政治家などです。
歴史上の人物であれば、エイブラハム・リンカーンやマーティン・ルーサー・キング・ジュニア(キング牧師)などが使っていました。
また、テレビやラジオ、映画までもプロパガンダに使用されています。
このように、様々なところで大衆扇動は使われています。
また、現代のプロパガンダは過去と比べて、いくつかの点で重要な違いがあります。
・メッセージが溢れた環境に住んでいる。
・短く、覚えやすく、そして視覚に訴えるメッセージが溢れている。
・以前よりもずっと素早く伝達される。
順に見ていきましょう。
・メッセージが溢れた環境に住んでいる。
平均的なアメリカ人は、17世紀のニューイングランド人と比べて2500倍以上の広告を見ています。
17世紀のニューイングランドで1週間に1度、教会に行って説教を聞いていました。
想像してみてください。
1週間に2500回も教会と家を往復している状態です。
体が壊れるぞと思うでしょう。
しかし、現代はそれくらい説得的メッセージを受けており、全て消化できていません。
全て消化しようとすると、心が壊れそうになるくらい、心的エネルギーを注がなければなりません。
・短く、覚えやすく、そして視覚に訴えるメッセージが溢れている。
メッセージが溢れた環境では、人々の目や耳を惹きつけるようなメッセージを作らなければなりません。
人の目に留まらない広告は意味がないからです。
ここに問題があります。
議論をスローガンやイメージに置き換えて、複雑な問題を低級な白黒論議にしてしまうことになります。
・以前よりもずっと素早く伝達される。
先ほども話したように、2500倍以上の広告を見ていたり、現代はすぐに情報を得ることができます。
最近では、情報源をツイッターやインスタグラムにしている人は多いのではないでしょうか。
例えば、地震速報はテレビよりもツイッターで確認している人いると思います。
過去は、自分から足を運んで確認したり、教えてもらえる場所に行かなければ知ることはできませんでした。
さらに、5Gによって情報のスピードはこれまで以上に増え、早く伝達されていきます。
このように、プロパガンダといっても過去と現代では大きく違います。
これを知ったうえで、プロパガンダがどのように使われてきたのか見ていきましょう。
戦争
プロパガンダを語る上で欠かせないのが戦争です。
戦争は巧みなプロパガンダが多く使われています。
中でも外すことができないのがナチスのヒトラーです。
ヒトラーが使っていたプロパガンダの内容はこちらに記載しています。
こちらの記事には書いていませんが、ヒトラーは映画も使ってドイツ国民を動かしていました。
政治
政治にもプロパガンダは使われています。
例えば、リンカーンは演説の方法を調べてみるととても面白いです。
リンカーンの場合は、演説、つまり、個人でも使うことができるテクニックを使っています。
あなたが、仕事でプレゼンするときにも使える技術が満天です。
最近よく聞くのが、ディープフェイクです。
AIを使ってあたかも本人であるかのように動画を作ったりしています。
これが有名になったのが、マーク・ザッカーバーグの動画です。
今日では、ディープフェイクを作った人が名誉毀損で逮捕され、テレビでも報道されています。
これはメディアプロパガンダの一部です。
他には、映画やVRなども話題になっています。
番外編
プレゼン
プレゼンにもプロパガンダの技術が使われています。
なぜなら、人を説得し、行動してもらうことが目的だからです。
プレゼンでよく使われるプロパガンダは悪い情報を隠すことです。
人は基本的に隠された情報には気がつきません。
栄養のことをGoogleで検索するときに、ロードバイクのサイトは出てこないのと同じで、見ている・聞いている情報しかわかりません。
プレゼンを聞くときは、隠されたことは何かを考えながら聞くことで相手の意図が読めるので、意識してみてください。
まとめ
プロパガンダを知る上で、欠かせないのが社会心理学と群集心理です。
プロパガンダは、一人を動かすのではなく、多くの人を動かすテクニックだからです。
名著と呼ばれる本を紹介して、終わりします。
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