自信の意味は２つある。これを間違えると危険です。
自信の２つの意味
心理学的に「自信」の意味は２つあります。
感情としての自信…恐れや心配、自己不信や不安、失敗や不運などのネガティブな感情を持たないこと。
自信の行動…自分を信頼して行動を起こすこと。
一般的に「自信を持て！」と言われた時に意味するのは、「感情としての自信」です。
「前向きに前向きに、ポジティブ・ポジティブ！」
自己啓発本が言っている自信も「感情としての自信」です。
実はこれは付けようとしてつけるものではありません。
行動をした後に勝手についてくるものです。
言ってしまえば、「おまけ」です。
私たちがつけるべき自信は「自信の行動」です。
２つの意味を間違える危険性
自信をつけたいと思っているのは、何か起こしたい行動があるからです。
この時に「感情としての自信」を持とうとしても意味ありません。
それどころか、さらに自己肯定感を下げる可能性があります。
では、「自信の行動」は？
こちらは意味があります。
「自信の行動」にネガティブな感情はあっても問題ありません。
また、うまく感情と向き合って力に変えることもできます。
例えば、孫悟空（カカロット）がラディッツと戦う時に
「こいつは強い。だから、絶対に勝てる自信が持てるまで、戦うべきではない」
と考えていたら、地球にいたすべての人間は死んでいたでしょう。
ですが、悟空は「自信の行動」をしました。
事実、悟空はラディッツと戦う前に
「こうやって、向かい合っているだけでも正直言って怖いくらいだ。」
と言っています。
不安やネガティブな感情を持っています。
ネガティブな感情があったから、ピッコロと組んでラディッツを倒したのです。
自信の行動とは？
自信の行動を一言で表すと
「目的のためになっていると感じる行動をとること」
例えば、YouTubeを始めたいと思っているとしましょう。
YouTubeを始めるときに心配するのが
・変なこと言わないか
・デジタルタトゥーになるんじゃないか
・誹謗中傷はどうか
・友達からバカにされるんじゃないか
・どうせ誰にもみられない
などが挙げられます。
これらを理由にして行動しなかったら、意味がありません。
この時正しいことは何かしら、YouTubeにつながる活動をすること
・顔出しを最初はしない
・SNSをする
・情報を集める期間を設けて、それが終われば開始する
など、目的につながるような行動をとることが「自信の行動」です。
でも、これができないんですよね〜。
人間の心理はそんなにシンプルではないですから。
自信の行動をするにはネガティブな感情を受け止めて、良い方向にネガティブな感情を使えなければなりません。
その方法を解説した記事が以下の２つです。
参考にしてください。
まとめ
「自信」の意味は２つありました。
・感情としての自信
・自信の行動
これらを混合すると、危険です。
自信を持ってと言われた、これを読んだあなたは「自信の行動」だなと変換してください。
多くの人は「感情としての自信」を使うからです。
さぁ、これであなたは一歩前進しました。
早速、自分のネガティブ感情を受け入れてみましょう。
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