心理学

心理学のミラーリングとは何か小学生にもわかるように解説

心理学
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こんにちは、くらぴょんです。

今回は心理学のミラーリングについて解説します。

ミラーリングは一度は聞いたことある方が多いと思います。

ミラーリングは誰でも使うことができて、相手からの印象をよくすることができます。

・好きな人がいる。
・うざい上司との関係を少し良くしたい。
・仲が悪くなってしまった人がいる。
・初対面の人と話す機会が多い。
・営業で気に入られたい。
・相手を説得したい。

このように思ったことがある人は、ぜひミラーリングを使ってみてください。

ミラーリングとは?

ミラーリングとは、相手の動きや行動、言葉などを鏡(ミラー)のように真似ることで、好意を持たせる心理テクニックです。

ミラーリング効果ともいわれます。

このテクニックを使うときに注意なのが、3秒ルールです。

3秒ルールは落としたものを、拾って食べれるまでの秒数だと思っている人もいると思いますが、ミラーリングでは必須のルールです。

なぜ3秒ルールなのか

3秒ルールを意識する理由は2つあります。

・遅すぎるとミラーリングにならない。
・3秒より遅くなると、わざと感が出る。

鏡は自分の動きを瞬時に真似します。

そのため、遅すぎるとミラーにはなりません。

また、わざと感が出ると、「真似すんじゃねーよ」って思われる可能性があります。

4秒くらいでやると、ミラーリングをわかって真似してるなと思われることがあります。

全然、自然にやってる感じがしません。

だから、3秒ルールを守る必要があるのです。

ミラーリングの方法


ミラーリングは大きく分けて2つ方法があります。

・行動を真似る。
・言葉を真似る。

この二つがあります。順番に見ていきましょう。

行動を真似る

行動を真似るのは、あまり難しくないのでこちらからやると良いと思います。

例えば、相手が飲み物を飲んだら、あなたも飲む。
相手がご飯を食べたら、ご飯を食べる。

ただ、相手の行動を真似るだけです。

余裕があれば、3秒数えてから真似すると良いです。

なぜかというと、自然に起こるミラーリングは3秒後くらいだからです。

メンタリストは3秒後にミラーリングするように教育されていることもあるのだそうです。

言葉を真似る

相手が言ったことを、そのまま返すおうむ返しが一番やりやすいです。

問題点は、何度もおうむ返しをすると、馬鹿にしてると思われたり、本当にわかってると思われる可能性があります。

その時に使うのが、要約です。

相手が言ったことを要約して相手に言うと理解してると伝わります。

要約苦手だよと思う方もいると思うのですが、そんなに長く1人で話すことはあまりないと思うので、心配しなくても大丈夫です。

難しかったら、感情だけでもおうむ返しすると共感を示すことができるので、相手が言った感情だけでも覚えておくと良いでしょう。

信頼を築く会話の方法はこちら

ミラーリングをする理由

なぜ、ミラーリングをすると相手の印象・好感度が良くなるのでしょうか?

それは、類似性の法則があるからです。

類似性の法則

類似性の法則とは、似ている人に好意を持つ法則のことです。

ある研究では、実験者が「ヒッピー」か「ストレート」のファッションをして、電話をかけるために10セント貸してくれないか、とキャンパスの学生に頼みました。

実験者が学生と同じようなファッションをしているときは、3分の2以上の学生が頼みを聞きました。

一方で、実験者と学生の服装が類似していないときには、10セント恵んでくれた人は半数もいませんでした。

人は好意を持っている人の意見を聞きやすく、影響を受けやすくなります。

つまり、好意を得るためには類似性を強調する必要があります。

そのために、ミラーリングをすると良いのです。

ミラーリングは仲が良い証拠

実はミラーリングはお互いに対する信頼感が高まっているときに起こりやすい現象です。

例えば、恋人や友達とカフェやバーに行ったときに、あなたが飲み物を口に持っていくと、恋人や友達も同時にコップを持ち、口に運んだ、という経験はありませんか?

このような現象は信頼が構築されていれば、必ずと言って良いほど起こります。

それを、逆手にとると、信頼関係があるからではなく、ない状態でも信頼関係を築きやすくなります。

また、長い付き合いでミラーリングがよく起こると思ったら、相手はあなたを信頼している可能性が高いです。

注意点

ミラーリングをやるときに注意していただきたいポイントは、先ほども解説した3秒ルールとやりすぎないことです。

ミラーリングは基本的に、信頼感が高まっているときに起こりやすい現象です。

そのため、何度もミラーリングをすると、わざとやっている感がものすごく出ます。

ミラーリングを頻繁にされた場合、数回はあまり気にならないのですが、何度も続けてされると「知っていてやってきてるな」と思う人もいます。

だから、何事もやりすぎ注意です。

まとめ

今回はミラーリングについて取り上げました。

大事なのは好意を持ってもらうことです。

そのために、類似性→ミラーリングをします。

つまり、ミラーリングだけでは好意は得られないので、あくまでもテクニックの一つとして考えて使用してください。

参考文献
97%の人を上手に操るヤバい心理術

影響力の武器

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