スピーチで緊張しないための方法
呼吸を操る
緊張と呼吸はつながっています。
緊張したとき呼吸は早くなります。
理由は体が緊急の事態に備えて、体中に酸素を送り、すぐに動ける準備をするためです。
だから、緊張した時は呼吸が速くなります。
呼吸を逆手にとって、呼吸をゆっくりすることで、落ち着きを取り戻すことができます。
おすすめの呼吸法はこちら
練習を積みかさねる
緊張するのは自信がないとも言い換えることができます。
例えば、ナイフとフォークを使うのに緊張しません。
なぜなら、当たり前に使うことができるからです。
当たり前にできることに緊張はしないのです。
緊張をなくす、つまり、自信を持つにはどうしたら良いのでしょうか?
それは、自信のサイクルを回すことです。
PDCAサイクルに似ています。
スキルを磨く→実際に使ってみる→結果を評価する→修正する
これを繰り返すことで、自信を持つことができます。
とはいえ、スピーチの練習を1人でするのは難しいです。
1人で練習をしたいのであれば、何度も原稿を読みながら、原稿に対して質問したり、批判したりします。
こうすることで、思いがけない質問にも対応することができますし、しっかりと原稿を作り込むことができます。
その瞬間に集中する
スピーチをするときにどうしても気になってしまうのが、オーディエンスの反応です。
確かに、オーディエンスから良い反応があれば、気持ちよくスピーチをすることができます。
しかし、常にそうではありません。
そんなときに有効なのが、スピーチに注目することです。
例えば、自分の体がどう反応しているか、どのくらいの声量が出ているか、テンポは良いかなど、その瞬間に集中することです。
その瞬間に集中することで、脳がマインドフルネスモードに入り、緊張が和らぎます。
マインドフルネスモードになることで、緊張と自分を切り離すことができます。
おまけ
緊張をなくすには、緊張をなくそうとしてはいけません。
緊張を一歩引いて観察し、受け止めるのです。
受け止めることで、緊張は悪者ではなく、味方に変わります。
孫悟空とピッコロ、ベジータと似ています。
元々は敵同士だったのが、いつしか仲間に変わっていくのです。
そのためにはまず緊張を観察する必要があります。
その方法はこちらをご覧ください。
観察したら、受け止め、力に変えます。
その方法はこちらで解説しています。
この方法は最強の武器ですが、使いこなすにはトレーニングが必要なので、明日すぐ使うのは難しいかもしれません。
しかし、最強の武器であることには変わりないので、ぜひ練習してみましょう。
まとめ
今回は緊張をなくす方法について解説しました。
ストレスのメカニズムを知ると、緊張を和らげる方法も増えます。
その方法はこちらで解説しているので、ぜひご覧ください。
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