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【要約】投資で一番大切な20の教え~賢い投資家になるための隠れた常識~

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こんにちは、くらぴょんです。

今回は「投資で一番大切な20の教え~賢い投資家になるための隠れた常識~」の要約をします。

https://www.amazon.co.jp/%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%A7%E4%B8%80%E7%95%AA%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA20%E3%81%AE%E6%95%99%E3%81%88%E2%80%95%E8%B3%A2%E3%81%84%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%AE%B6%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E9%9A%A0%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%B8%B8%E8%AD%98-%E3%83%8F%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9/dp/4532355397?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=22Z5NV751NCRU&keywords=20%E3%81%AE%E6%95%99%E3%81%88&qid=1659855163&sprefix=20%E3%81%AE%E6%95%99%E3%81%88%2Caps%2C173&sr=8-1&linkCode=li3&tag=kurapyon12603-22&linkId=d761802171a9bd5a1167fbc40ea252e1&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_il

投資で一番大切な20の教えの要約

本書 投資で一番大切な20の教えとは?

こちらの本はハワード・マークスさんによって書かれた本です。

この本のすごいところは、投資の神様ウォーレン・バフェットが珍しく投資の本で大絶賛しました。

つまり、この本に書いてあることが正しく、投資で成功するための常識が多く含まれているということです。

この本をとおして、投資の勉強をしていただけたらと思います。

私の個人の感想としては、いわゆる資産運用(投資)以外でも使える内容だと思っています。

その観点を付け加えながら要約していきましょう。

一次的思考と二次的思考

一次的思考は普通の人がする思考です。

二次的思考は用心深く考える人がする思考です。

わかりやすく言うと、一時的思考はファスト思考。二次的思考はスロー思考です。

これでなんとなく気がついた人もいるのではないでしょうか。

そうです。

ダニエル・カーネマンの名著「ファスト・アンド・スロー」です。

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一次的思考は自分の感覚や感情に任せた判断なので、投資でうまくいったとしても一時的なものです。

お金の世界の言い方で言うと、「投機」です。

いわゆる、ギャンブルと同じです。

これで40年も市場を上回るリターンを出していたら、世界一の運の持ち主でしょう。

一方で、二次的思考はデータや確率を考え、自分の直感や感情に惑わされず論理的に考えます。

そのため、人間が間違える原因のバイアスも避けることができます。

では、具体的に投資ではどのようなことを考える必要があるのでしょうか?

三つ紹介します。

・逆張り
・クリティカルシンキング
・誰がこの情報を知らないのか

逆張り

逆張りとは、人の反対をいくことです。

逆張りをするには人間の心理を理解すると良いと思います。

こちらの本をご覧ください。

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群集心理を学ぶことができます。

話を投資に戻しましょう。

投資の世界では人気になった銘柄は高くなりすぎた後も少しは株価は上がります。

愚か者がまだ伸びると思って買うからです。

しかし、溜まりすぎたエネルギーはいつか爆発します。

バブルの崩壊と同じです。

最後に買った人は多額の損失を出してグッバイです。

こうならないために、市場の逆を行く必要があるのです。

ここからは私の考えですが、積み立ての場合はこれを考える必要はないと思います。

確かに、これを考えて調整できるのであれば素晴らしいと思います。

逆張りできた方が利益は出ると思います。

しかし、積み立ての場合高額の株を買ったとしても全体で見たら、大きな金額ではないからです。

なので、逆張りしようと考えるよりも、毎月同じ金額をしっかり積み立てて、売却しないよう心がけた方が良いでしょう。

投資以外でも同じ

みんながやっていることでは1番になるのは難しいです。

1番にならなくても良いと思うかもしれません。

ですが、みんながやるということはライバルが多いということです。

ライバルが多いレッドオーシャンで戦うよりも、ブルーオーシャンで戦った方が勝率は高くなります。

エイペックスでいうと、敵が多いところに攻撃しに行くようなものです。

すぐやられますね。

戦いの基本は、「はやきこと風の如ごとく、しずかなること林の如く、しんりゃくすること火の如く、動かざること山の如し」です。

例えていうなら、忍びの国の無門です。(わからない人はぜひ見てください。)

相手に気づかれないうちに仕留める。

相手の注目の逆をいける人は投資以外の分野でも強いでしょう。

クリティカルシンキング


逆張りと少し通じるところがありますが、クリティカルシンキングとは批判的思考です。

前提があっているか、情報は本当に正しいのか、などあらゆる視点から物事を見ることで正確に判断できます。

立方体も3つの角度(前、横、上)から見ることで立方体だと認識することができます。

二つの角度からだと、正方形が直角に並んでいるだけの可能性があります。

上からも見ることで、立方体は認識できるのです。

これと同じで、何かを見るとき、知るとき、調べるときは必ず複数の視点から見ることが重要です。

もっと重要なのが、自分の前提を疑い何度も考えを改めることです。

考えを改める回数が多いほど、正確な判断になりやすいです。

詳しく知りたい方は「【要約】THINK AGEIN 〜発想を変える、思い込みを手放す〜「アダム・グラント新刊」」をご覧ください

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誰がこの情報を知らないのか

株式市場が爆裂に上昇しているときは、すでにみんなが情報を持っています。

この株は今後成長するからチャンスだと。

このような株はすでに割高であることが多いです。

逆にみんなが知らない情報はチャンスです。

だから、株式市場は敗者のゲームだと言われているのです。

普通の投資家、個人投資家はネットなどに出ている情報をもとに投資をします。

つまり、他に同じ情報を知っている人が大勢いるということです。

一方で機関投資家は直接投資をしようとしている会社に行き、情報を収集しています。

したがって、ネットに出た時にはすでにおそいのです。

もちろん、長期で保有をするならまだ良いと思います。

ウォーレンバフェットもそう言ってます。

しかし、短期でやる場合はタイミングを見逃すと大きな損をする可能性があるので、注意した方が良いでしょう。

投資以外でも同じ

みんなが始める前、知る前から始める人が一番になります。

YouTuberのヒカキンさんがまさにそうでしょう。

YouTubeをみんながあまり認知していない頃から初めて日本で一番チャンネル登録者が多いです。

みんなが知らないから化ける可能性がありますが、知らず終わる可能性ももちろんあります。

見極めは難しいと思いますが、みんながやっていないことをやるといいでしょう。

だから、知らない人に対して「一緒に頑張ろう」という副業はおかしな話です。

リスク

投資にはリスクが伴います。

リスクと言っても色々あります。

・目標を達成できない
・アンダーパフォーム
・キャリアリスク
・型からはみ出すリスク
・非流動性リスク

このようなリスクがあることを理解していることが大事です。

次はリスクが起きたら、起きるとしらたどんなことが起こるのか、起きているのかを知ることで対策をしたり、次の学びになったりします。

そのリスクはコントロールが可能かどうかを考えます。

リスクが起きた時に対処ができるなら、問題ありません。

しかし、リスクが起きた時に何もできないのであれば、そのリスクは取るべきではありません。

投資以外でも同じ

何かを始めるときは最高の状態と最悪の状態をイメージして、最高の状態になったらどんないいことがあるか、最悪の状態になったらどんな悪いことがあるかを考えます。

心理対比と言われるテクニックですが、これをすることによって目標達成をしやすくなると言われています。

詳しくはこちらの記事を読んでみてください。

最悪の状態になった時にもとに戻す方法がわからないなら避けるべきだと思います。

例えば、ネットワークビジネス(≒ネズミ講)は友達がいなくなる可能性があります。

この状態から、友達との関係を修復するにはどうしたらいいのかを考えて、イメージできないならやめておくべきだと思います。

「成功しか考えるな!」という人は、フリーザくらい信用できません。

サイクル

歴史はくりかえされると聞いたことありませんか?

この本ではそんな言い方はしません。

歴史は韻を踏むと言っています。

繰り返されはしないけど、似た状態が起きるということです。

このように似た状態が起きることをサイクルと言います。

サイクルは一定のペースで回ることです。

例えば、景気サイクルは好況→後退→不況→回復→好況と回っていきます。

株価や不動産も同じです。

上がりすぎたら必ず下がりすぎます。

ITバブルやリーマンショックのように。

振り子の法則とも言われます。

景気

景気は長期と短期によって影響します。

株価は短期で見れば人気票だが、長期で見れば重量計

長期

長期はGDPに目を向けましょう。

最近はアメリカでリセッションが起きると話題になっていますが、リセッションとは国内総生産(GDP)が2四半期連続でマイナス成長することです。

GDPは二つの指標で測ることができます。

生産性と人口です。

日本が高度経済成長を遂げた理由もこれを聞くと納得でしょう。

GDPが下がっているのに株価が上がることはおかしいです。

会社の利益が株に反映されていないからです。

利益がないのに株価が上がることはほどんどありません。

Amazonのような例外を除いては。

短期

短期では投資家の心理状態で上がったり下がったりします。

あなたも経験あると思いますが、テンションが上がったらそのうち落ち着きます。

逆に凹んでも、いつかテンションが上がる時があります。

私も高校サッカーをやっていてこの経験があります。

インターハイ予選で私のチームは前年度に県で優勝したチームと対戦しました。

相手チームは高円宮杯の県一部リーグで私たちの代の時に1位で終えてプリンスリーグへ昇格を決めたくらいなので、実力は上でした。

ですが、なんとか頑張って3−2で勝利した時とんでもなくテンションは上がりました。

次の日にも試合がありPK戦の末負けてしまい、全国へは進むことはできませんでした。

この後は、自分でもびっくりするくらい何もかもやる気を失いました。

1学期の中間テストが被っていたのでこの心理状態は如実に出ました。

毎回クラスで5本の指には入っていたのですが、この中間テストの時は20位くらいまで落ちました。

ですが、期末では元の順位に戻りました。

このように、心理状態は短期的には大きく揺れ動くものです。

短期で勝負をしたいい人はこの心理状態も考えると良いでしょう。

(短期は私はすすめませんが)

まとめ

これは投資家向けの本ですが、投資以外でも使える内容がたくさんありました。

詳しく知りたい人は読んでみると良いでしょう。

この知識を持ちながらインデックスファンドで運用を考えてみてください。

ライオン戦略です。

必要な時に動ける準備はしておきましょう。

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