インサイト(自己認識の力)〜 障害の乗り越え方編〜
こんにちは、くらぴょんです。
今回は障害の乗り越え方について解説をします。
本編はこちらから
初めて読む方へ
・本編で自己認識とは何か
・自己認識をするために必要な7つの柱
・自己認識の障害となるもの
を先に解説しています。
今回、話す内容は上記の続きです。
なので、上記を読んでもらうとより理解が深まります。
ぜひ、読んでみてください。
自分の前提を知る
自分自身の前提を疑うことは成功している人ほどできなくなります。
いわゆる、クリティカルシンキングというものです。
クリティカルシンキングは天才であればあるほどできません。
また、専門家になればなるほどできなくなります。
自分が知っていることが全て・正しいと思うからです。
しかし、成功し続けるために大事なのは、慣れ親しんだパズルのピースをひっくり返すことです。
では、慣れ親しんだパズルのピースをひっくり返すためにどうしたら良いのでしょうか?
それは、過去にした予測と実際の結果を比較検証することです。
・ピーター・ドラッカー
・チャーリー・マンガー(ウォーレン・バフェットの相棒)
彼らはこれをよく理解しています。
チャーリー・マンガーは専用のノートを持っているそうです。
ですが、全てが過去に経験したものばかりではないはずです。
まだ経験ないことにはどのように対処したら良いのでしょうか?
それは、「今の計画をそのままやったが、大失敗に終わった」場合を考えて、何を変えたら良くなるかを考えます。
そんなこと言われても難しいですよね。
そこで、前提を疑いましょう。
失敗とは何か?
どうなったら失敗?
すると見えてきますよね。
こうして、自分の前提を考えましょう。
これをするときは落ち着いているときにしましょう。
メンタルが安定していない・披露している場合は、合理的に考える力が弱くなります。
簡単にいうと、直感で浮かんだもので判断をしてしまうからです。
学び続けること
あなたはダニング・クルーガー効果を聞いたことはありますか?
ダニング氏とクルーガー氏によって行われた研究によって、学び始めの人は能力がないのに自信過剰になることがわかりました。
しかし、さらに学び続けることによって、自分に能力が足りていないことに気づくことがわかりました。
このダニング・クルーガー効果を乗り越えるためにどうした良いのか?
私は教えるつもり勉強法というので乗り越えています。
解説すると、何かを学んだときに誰かに説明するつもりで話します。(聞いている人がいてもいなくてもOK)
そして、解説した後にどんな質問が飛んでくるのかを考えながら、また話します。
例えば、
「ダニング・クルーガー効果っていうのは学び始めの人は能力がないのに自信過剰になるけど、さらに学び続けることによって、自分に能力が足りていないことに気づくことだよ。
でもなんでこんなことが起こるの?
それはね、人間には「見たものが全て」だと思う性質があって、見たものだけで判断してしまうことがよくあるんだよ。
大人になったら学んだことの裏付けを取ることは学生に比べて多くなるから、より自信過剰になりやすいのかもね。
ほら、学生の頃はテストがあるだろ、テストをしたら自分の実力がよくわかるけど、大人は資格をとりに行かないとテストなんてないからね。」
こんな感じです。
私はこれを1人でしゃべってます。
他人に見られたらとてもヤバイ奴ですけどね。
自分の能力や行動に対するフィードバックを求める
こちらは、筆者が一番おすすめしている方法です。
なぜかというと、客観的なフィードバックが得られるからです。
私もよくあるのですが、誰かに何かを説明するとき、相手も知っているだろうと思って説明してしまいます。
先ほどの教えるつもり勉強法のデメリットは、予想外の質問は思いつかないことです。
客観的なフィードバックでは、自分が気づかなかったことを言ってくれます。
でも、フィードバックを聞くのは耳が痛いですよね。
分かります。
私もメンターとか必要ないと思っていましたから。
今もいるわけではありませんし、誰かにお願いする気もありませんが、このフィードバックがあるなら、メンターは必要なのかもしれないと感じました。
もし、メンターになるような人がいるなら見つけるといいと思います。
自分を知るフィードバックを与えてくれたり、その人を見ていると分かることもあります。
ですが、絶対ではないので大丈夫です。
・前提を疑うこと
・学び続けること
これらができるようになれば大丈夫です。
まとめ
ここで、チベット仏教の尼僧であるPema Chodron(ペマ チョドロン)氏の言葉を2つ紹介します。
「自分に対しておこなえる最も有害なことは、正直かつ丹念に自分自身を見つめる勇気と尊厳を持たずに無知でいること。」
「瞑想とは、私たち自身のもつ基本的な良さを信頼し、
ありとあらゆる知恵は、
私たちがすでに持っているもののなかに
存在することを認識するプロセスです。
私たちは、自分を改善したり、変えたり、
何かを取り除こうとしたりするのではなく、
自分自身であって、自分自身で行うことに、
より深く気づきながら人生を送ることができます。
大切なのは、もっと探求心を持ち、より好奇心を高めて、
自分自身について もっと注意深くあることです。」
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