お忙しい中この記事を読んでいただいてありがとうございます。
今回はエッセンシャル思考の要約をします。
この本を読むことで、忙しさから解放されるだけではなく、効率も上げることができます。
家事でいうと、料理も洗濯もやったんだけど、まだ時間が余ってるなと感じるようになるでしょう。
仕事だと、もう仕事終わったけど退勤までまだ時間あるなと思うことが増えるはずです。
この本の目的は「やることを減らして、最大の成果を上げること」だからです。
時間もないので、早速本題に入りましょう。
エッセンシャル思考とは？
エッセンシャル思考は
自分の時間とエネルギーをもっと効率的に配分し重要な仕事で最大の効率を上げること
だと、本書では定義されていますが、家事でも趣味でもなんでもいいと思います。
趣味で使えば、楽しみを最大限引き出すことができると思います。
旅行でも予定をギチギチに詰めすぎてせっかくの休日なのに疲れたなんてことあると思います。
私はパリで1日に周る美術館をギチギチに詰めすぎて疲れました。
意外とこんな経験ありませんか？
なので、仕事以外でももちろん使える技術です。
この方法を解説する前に、成功の妨げになるものはどんなものがあるのか確認しておきましょう。
成功のパラドックス
なんでもやりすぎる
仕事ができたり、器用な人にありがちですが、仕事ができてしまうためになんでも自分でやろうとします。
その結果、中途半端になります。
なんでもできるのは素晴らしいことですが、自分以外の人でもできることなら、他人に任せましょう。
時間も労力も節約できますし、他人に成長の機会を与えることもできます。
規律なき拡大
拡大する時にはルールが必要です。
どういう条件が揃ったら拡大をするのかを決めておかないと拡大してから、問題になります。
例えば、人がいない、または育っていないのに新店舗を出したら、うまく運営できないと想像できます。
仕事以外でもそうです。
ルールを決めずにやることを増やすと、できていたことが疎かになったり、やる気がなくなったりします。
これは目標設定でも同じです。
やることを増やす時には自分ルールに従って決めましょう。
仕事ができるから、仕事量が増える
仕事ができるとどうなるか？
仕事を任せられる量が増えます。
周りの人からも仕事をお願いされてしまうと、自分の仕事以上にこなすしごとが増えてしまいます。
基本的に人がいいので断れないのでしょう。
それも、周りが年上ばかりだったら尚更でしょう。
ですが、断ることも重要です。
無理なものは無理ですし、やりたくないことを無理してやる必要はないと思います。
断らないと自分の首を絞めるだけです。
断る方法は
「自分の仕事を終わらせてからならできますが、それからでもよろしいですか？」と聞きましょう。
よほど急ぎのものでない限りお願いされることはなくなるでしょう。
お願いされたとしても、多少遅れても問題ありません。
だって先に伝えてますからね。
さて、これで効率を悪くする障害がわかりました。
次に、エッセンシャル思考の方法を解説します。
選ぶ
もし、たった一つのことしかできないとしたら今何をしますか？
上記の問題に答えるためには、本質、核となる部分を知る必要があります。
そのためには、
・知識
・全体を把握すること
・見えない真実を知ること
これらが必要になります。
では、これらを得るにはどうしたらいいのでしょうか？
・日記を書く
・現場を見る
・別の視点を持つ
・問題を明確にする
これらが重要だと本書では言っています。
私個人的には別の視点を持つことが何よりも重要だと思います。
別の視点を持つということは「何度も考え直す」ことだと思います。
別の視点を持つことで、問題を明確にすることができますし、現場から学べる量も増えます。
何よりも、正確な判断ができるようになります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ここまでで、選択をするための選択肢を揃えることができます。。
そしたら、あとは選ぶだけです。
選び方は２つです。
90点未満は選ばないこと
こうすることで、選ぶものをごく限られたものにすることができます。
80点以上でもいいじゃないかと思う人もいると思いますが、90点以上にしましょう。
80点以上にしてしまうと、選択する範囲が増えてしまうからです。
絶対にイエスじゃないなら断る
少しでもやることに迷いがあるなら断りましょう。
他人に親切にしたいなら、5分以内でできることだけにしましょう。
それ以上かかる問題であれば、親切にしたくても断りましょう。
ただし、クリスマスの日はなんでも引き受けていいですよ。
だって、イエスの誕生日ですから。
捨てる
「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ
何も捨てることができない人には、 何も変えることはできないだろう」
進撃の巨人 アルミン
捨てるのは選択をしないことです。
だから、選択しきれない時に選択肢を捨てるための方法を解説します。
何を捨てるべきなのか？
やろうとしている意図にそぐわない行動です。
これをするためには決めておくべきことがあります。
ゴール
どこを目指しているのかを決めておくことで、とるべき行動が変わります。
もちろん変わっていくのは悪いことではありません。
変わることはむしろいいことだと思っています。
ちゃんと動いている証拠ですから。
どんなゴールがいいかというと、具体的で魅力的なものだ良いです。
そして、成功と失敗が5分5分のものに設定しておくやる気も出ます。
拒否をすること
自分に重要でないことなら断りましょう。
重要かもしれないと思うなら、それを引き受ける自分は何を失うのかを考えましょう。
最近、芸能人の投資被害がNEWSで流れていますね。
これを例に挙げると、この投資話を受けたらどんな損が出るかなと考えるわけです。
すると断ることができるでしょう。
でも、もしお願いしてきた人が親友だったら？
もちろん断るべきです。
判断と人間関係は分けましょう。
投資話を拒否しても、その人を拒否しているわけではありません。
もちろん言い方も大事です。
レパートリーを持っておきましょう。
・代替案
・優先順位
・肯定を使った否定
・別の人を紹介
この投資話で使うとしたら
・肯定を使った否定
です。
投資話に「別の人を紹介」しろとは言っていないので勘違いはなさらないように。
あくまでも、仕事や家事などでやらなくてもいいことを捨てるために、別の人を紹介するのもありだと言っているだけです。
行動
行動し始める前にも、エッセンシャル思考を使いましょう。
バッファ
バッファとは
緩衝材、構造物で前後の物理的干渉を断ち切って前後関係による悪影響を防止すること
つまり、事故が起こらないようにしたり、事故が起きたとしても影響を最小限にすることです。
そのためには最悪の状態と最高の状態を想定します。
捨てる時に決めたゴールで構いません。
最悪の状態を思い浮かべる時に考えてほしいのが以下です。
・どんなリスクがあるか
・周囲への影響
・経済的負担
あとはこの間を埋めるための計画と準備をします。
・リスクを減らすためにどうしたらいいか
・期間は思った1.5倍に設定する。
・無理な目標は作らない。
・小さく始める。いきなり大胆にでない。
あのAmazonでさえも、最初は書店でした。
最初から大きく出るのは世界一の企業でも難しいことなのです。
これらを条件を加えて考えるといいでしょう。
習慣
習慣を作るには If – thenプランニングです。
いつ何をするのかを決めると、行動する可能性が飛躍的に上がります。
私も筋トレの習慣化はこれでしました。
最強のツールなので必ず使ってください。
まとめ
今回はあなたの生活を楽にするために「エッセンシャル思考」の解説をしました。
・選択
・捨てる
・行動
これらによって、忙しい日々がウソのように楽になるでしょう。
もちろんこれが全てではありません。
より解決したい人はこの本をぜひ読んでください。
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