心理学

心理学を学ぶメリットを解説します。

心理学
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心理学を学ぶメリットを解説します。

今回は心理学を学ぶメリットを解説します。

たぶん、この記事を読んでいるということは、心理学を学んでみようかなと思っている人だと思います。

なので、今回はどんないいことがあるのか私自身の経験も踏まえてお伝えできたらと思っています。

まず、心理学にはさまざまな種類があり、一言でメリットを言い切るのはとても難しいです。

しかし、あえて一言でメリットを言ってみます。

心理学を学ぶメリットは
人の心を知ることで、相手の行動が正確に予測できること」だと思います。

予測できると何がいいのかというと

・マーケティングに強くなる。
・子供との関わり方が上手くなる。
・集団で人間がどう動くか分かるようになる。
・人間関係で得をする。
・自分メンタルのコントロールが上手くなる。
・自己肯定感が高くなる。
・心の病気のケアをできるようになる。
・スポーツ選手や運動部の学生のパフォーマンスを上げることができる。
・人生を楽しむ方法がわかる。
・不安を取り除けるようになる。
・騙されにくくなる。
・合理的な行動が取れるようになる。

上げるときりがありませんが、ざっとこれくらいメリットがあります。

そもそも、人間と関わる以上学ぶ必要がある学問です。

私としては、全大学の必須科目にしても良いと思うくらいの学問ですが、それは一旦置いときましょう。

さて、上記で挙げたメリットを順番に見てきましょう。

きっと大学進学や書籍の選び方にきっと役立つと思います。

マーケティングに強くなる


マーケティングは経営学を学ぶ人だけではなく、何かを販売する可能性がある人は学ぶとメリットが多いです。

これは人間の心理の上に成り立っています。

人間がどう消費をするのか、購入するのかは人間の心理の原則が分かるから成り立ちます。

つまり、心理学がなければ成り立たないといっても過言ではないでしょう。

マーケティングの土台となっている心理学を学ぶことで応用をしやすくなります。

また、なぜマーケティングの手法が成り立っているのかを知れるという意味でも、心理的を学ぶメリットはあるでしょう。

子供との関わり方が上手くなる。

心理学には発達心理学という部門があります。

これは、人間の一生における心の成長過程を心理学的に研究するものです。

つまり、子供と接する時にどう心が成長しているのか、どのような心理をもっているかを知ることができます。

集団で人間がどう動くか分かるようになる

「東京の人は冷たい」という言葉聞いたことある人はいるのではないでしょうか?

それも、心理学を学ぶことで理解することができます。

心理学の中でも社会心理学を学ぶとよいです。

実は、人は個人の時と集団の時では取る行動が違います。

私の実体験をお話ししましょう。

私は自分のことを冷たい人間だとは思っていません。

道を聞かれたら、時間があればその場所まで案内します。

冷たくはないと思っています。

ある本で、人は集団になる(人が多い)と人助けをしなくなると書いてありました。

この理由は誰かが助けるからです。

私も全く同じ状況に合いました。

おばあさんの持っていた荷物が落ちて、散らかってしまったのです。

それを見た時すでに近くにいる人が集めるのを手伝っていました。

私はその時手伝うことをしませんでした。

私が手伝わなくても大丈夫だろうと思ったからです。

冷たいと思われるかもしれませんが、これが人間の心理です。

このように人が多くなると人間の行動は変化します。

間違っていると分かっていても、周りに合わせてしまいます。

また、子供の夢のトップであるYouTuberになるためには必要な分野です。

なぜなら、多くの人(集団)を動かす人だからです。

人間関係で得をする

人とは生きている以上人と関わって生きていきます。

これを断つのはほぼ不可能です。

日本にいる以上日本語を使わなければならないのと同じです。

日本人が国語を勉強するのと同じように、心理学も当たり前に使うので勉強する必要があると私は思っています。

例えば、友達関係だけではなくて、仕事上の人間関係もうまくいきます。

例えば、アサーションを勉強することで、どうやったら自分の意見をうまく伝えることができるか考えるようになりました。

以前の私だったら、自分の意見は言えなかったので、どんなことでも引き受けて、最終的に爆発していたでしょう。

ですから、人と関わる以上は必要なのです。

自分メンタルのコントロールが上手くなる

IQって言葉を聞いたことない人はいないと思います。

テレビ番組でも「IQサプリ」って流行りましたね。

古いな。やばいやばい世代がバレる。

IQとは知能指数どのような会話をすると仲良くなれるのかや良い関係をつくれるのかを知ることができます。

好きな人、恋人がいる人は特にメリットがあるでしょう。

では、どのようなことを勉強するのがいいのかというと、
・アサーション
・信頼関係(ラポールとも言われます)
のことです。

最近よく聞くEQは?

心の知能指数です。

EQは他人の感情を感じ取る能力と、自分の感情をうまくコントロールし利用する能力とされています。

自分がどの状況の時にどういう感情になっているのかを知るのは重要です。

人は感情が高まると理性が効かなくなるものです。

スーパーサイヤ人のように。

一応説明しておくと、スーパーサイヤ人は激しい怒りによって生まれます。

要は感情が爆発したときです。

EQが高ければ高いほど社会で成功しやすいと言われています。(もちろん、場合によりますが)

もちろん人間関係も同様にEQが高い方がいいですね。

これも心理学を勉強することで高めることができるでしょう。

自己肯定感が高くなる

セルフコンパッションという言葉を聞いたことはありますか?

セルフ…自分自身
コンパッション…思いやり

セルフコンパッションとはありのままの自分を受け入れ、自分自身を思いやることです。

・どうせ無理だ
・私はダメな人間だ
・また失敗する

と思ったことありませんか?

なかったとしても、そうなる前に対処できたらいいですよね。

これが実践できたら、人生の幸福度が高まると思いませんか?

類は友を呼ぶです。

暗い状態でいたら、暗い人と繋がっていくでしょう。

明るい人と暗い人どっちがいいですか?

うるさくなくても、前向きで笑ってくれている人の方がいいですよね。

そういう人と繋がりを持つためにもセルフコンパッションを学ぶのは良いと思います。

心の病気のケアをできるようになる、人生を楽しむ方法がわかる

認知行動療法やポジティブ心理学があり、うつ病などの現場でも心理学は活用されています。

ポジティブ心理学はどうやったら人間が幸福で居続けられるのかを研究している学問です。

創設者はマーティン・セリグマン先生でアメリカ心理学会のトップを務めたこともある先生です。

彼はもともとうつ病などの精神的病を治すお仕事をされていたのですが、治ってもまた精神病になる人が多かったそうです。

そこで、どうしたら、幸福は続くのかを研究されて、ポジティブ心理学は生まれました。

なので、現場で働いていた人のなのでかなり効果はあると思います。

ただし、軽い精神病でなければ、医者に治療してもらった方が良いと思います。

スポーツ選手や運動部の学生のパフォーマンスを上げることができる

スポーツ心理学という分野があって、どうやったら運動時のパフォーマンスを上げられるのかを研究しています。

私もずっとスポーツをしていたのでわかるのですが、燃え尽き症候群というものになると頑張ろうと思っても、頑張ることができません。

例えると、着火マンは火がつくのですが、燃える炭がないといった感じでしょうか。

こうなるとかなりきついです。

私はこの状態で5ヶ月も部活をやっていたので相当きつかったです。

なぜ、きつい練習をしているのか、走らされているのか、わざわざ遠征に行かなければならないのかわからなくなります。

こういうのを防いだり、解決したりするのにも役に立つでしょう。

野球だったら、イップスも同様にスポーツ心理学は役立つでしょう。

不安を取り除けるようになる

セルフコンパッションは既に紹介したので今回はマインド・フルネスの紹介をしましょう。

マインド・フルネスでは「今この瞬間」に注意を向けることです。

さまざまな種類のものがありますが、私がおすすめするのは慈悲の瞑想です。

心が穏やかな気持ちになる!「慈悲の瞑想」のフレーズと実践方法 – オンラインヨガOlulu
皆さん、「慈悲の瞑想」をご存じですか?「慈悲の瞑想」は、自分や他者を慈しむ心を育てるための瞑想で、よくマインドフルネス瞑想と合わせて行われます。今日は、「慈悲の瞑想」についてのお話をしてみたいと思います。

騙されにくくなる

中には心理学を悪用して、物を買わせようとする人もいます。

このような人に会ったときに騙されにくくなります。

相手の使う手法が分かれば対処可能だからです。

どんなことを勉強するといいのかというと、

・社会心理学
・プロパガンダ

です。

プロパガンダはテレビなどでも使われる物なので、メディアに洗脳されないためにも学ぶとよいです。

合理的な行動が取れる

人間は不合理な生き物です。

付き合えないと分かっていても、人を好きになってしまうものです。

恋人がいると分かっていても好きになってしまうものです。

人間には感情があります。

感情があるから、誤った選択をします。

たとえ、それが良くない判断だと分かっていたとしても。

しかし、私たち人間が自分の感情に動かされやすいことを分かっていたら、感情がたかぶったときに抑えることができます。

私も、感情に支配されそうなときには、前提を自分に問うようにしています。

最近、歯茎に膿が溜まって歯医者に行きました。

歯医者の独特の匂いと、機械の「キーン」という音を聴くと不安にかられます。

そして、脂汗がダラダラ出てきます。

歯医者さんに申し訳ないくらい。

こんな時には以下のように自分に聞きます。

「なにに不安を感じているのだろう。

機械の音がそうさせている。

どうして、機械の音が不安にするのだろうか。

痛いから?

痛みはない。

だったら怯える必要はない。

他にどんな要因がある?」

このように聞くと不安は少しやわらぎます。

合理的に考えると不安に感じることはありません。

痛みもないし、炎症が治るのだから。

ですが、人間はそうはいきません。

人間は不合理だと知っていなければこのような行動は取らなかったでしょう。

感情を抜いて、論理的に考えると不合理性は減少させることができます。

逆に論理的すぎるとロボットのように感情がなくなってしまうので、人間関係ではバランスが大事ですけどね。

まとめ

今回は心理学を学ぶメリットを紹介しました。

これらは、ほんの一部です。

私もまだまだ知らないことはたくさんあります。

あなたも心理学を勉強して、上記以外のメリットを見つけてみてください。

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