チョコレートってすごく美味しいですよね。
私はチョコレートが大好きです。
チョコレートの家に住みたいくらいです。
「メルヘンかよ!」
私が大好きなチョコレートは、体に悪い・虫歯になりやすいなど悪いイメージがありますよね。
実は、チョコレートはすごく体にいいのです。
正確にはチョコレートに含まれているカカオが体に良いのです。
昔カカオは、テオブロマ(神様の食べ物)と呼ばれていたり、薬として使用させたりするくらい価値のあるものだったのです。
それくらい、素晴らしい効果が昔から認められていたのです。
今回はそんなチョコレートの魅力を解説します。
もくじ
カカオの効果
愛知県蒲郡市・愛知学院大学・株式会社 明治が行った研究では
45〜69歳の健康な男女347人(男性123人、女性224人)を対象に
高カカオのチョコレート25gを4週間摂取していただき、摂取前と摂取4週後の生活習慣病に関連する各種指標について、探索的に評価しました。
その結果、何が分かったかというと、
- 血圧が低下(血圧が高めの人ほど、正常な血圧の人より血圧が低下)
- 善玉コレステロール(HDLコレステロール)が上昇
- 動脈硬化の検査などに使われる炎症指標(hs-CRP)と酸化ストレス指標(8-OHdG)が低下
- 精神的にも肉体的にも活動的
- 血中BDNF(脳由来神経栄養因子)の上昇
上記の効果が確認されました。
参考文献(Effects of dark chocolate intake on Physical Functions in Japanese subjects)
また、この研究では調べられていませんが、
- 抗酸化作用
- 殺菌効果
- 口臭・歯周病予防
これらの効果があることがわかっています。
やはり、すごく健康に良いものなんですね。
チョコレートは体に悪いのか
では、なぜチョコレートは体に悪い・虫歯になるなどの悪いイメージがあるのでしょうか。
その答えは、砂糖や乳粉末の量です。
みなさんが想像するチョコレートって、甘いイメージがありますよね。
よく販売されているのは砂糖や乳粉末が多く含まれているのです。
特に砂糖は麻薬と言われるくらい中毒性があります。
なぜかというと、ドーパミンが放出され快感を感じるからです。
アダルトビデオにハマるのと同じ現象が起きているのです。
これやばいですよね。
チョコレートが安く買える理由
では、なぜ砂糖や乳粉末を入れるのでしょうか。
それは、カカオにあるのもが含まれているからです。
それはカカオバターです。
カカオバターは30°C前後で液体になってしまいます。
夏になるとチョコレートって溶けますよね。
あれはカカオバターが溶けているのです。
輸送中に起きたらカカオバターが溶けてしまうと、運ぶのにとても不便ですよね。
だからあえて、カカオバターを取り出して溶けないようにしていたんですね。
また、カカオだけではコストがかかりすぎるので、
砂糖や乳粉末でかさ増しして、コストを下げていたんですね。
これが、チョコレートに悪いイメージがついてしまっている正体です。
この悪者を取り除けば、研究でも使用された、高カカオのチョコレートになります。
結論
チョコレートは本当に体にいいです。
おすすめは、カカオ成分70%以上のチョコレートです。
もちろん、ココアでも大丈夫ですよ。
こちらも、70%以上のものを使用してください。
人生100年時代常に若々しくいたいですね。
チョコレートの歴史はまた今度詳しく話します。
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