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ビジネス書は意味がない・役に立たないのか?

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こんにちは、くらぴょんです。

今回はビジネス書は意味があるのか・役に立たないのかを解説します。

私の結論はこうです。

役に立つものもあるが、多くはない。読みたくないのであれば、無理して読む必要はない

です。

なぜこのように思うのか3つの理由に分けて解説します。

その後、ビジネス書の選び方をお伝えします。

読む必要がない理由

科学的なエビデンスがない。


ビジネス書は科学的なエビデンスがないもしくは少ないものばかりだからです。

多くは筆者の考えで書かれています。

ひろゆきさん風にいうと、「それって感想ですよね。」です。

私はこう思う、と言われてもデータがなければ意味がありません。

例えば、医者に「この薬は腹痛を抑える効果があると思います。」と言われたらどうでしょうか?(エビデンスはないからあると断言できない。)

「本当に大丈夫?」と思うでしょう。

ビジネス書も同じです。

データがないのに、方法を解説するのは間違ってます。

もし効果があった人がいたとしても、再現性が低いと私は思っています。

科学的なエビデンスがあれば、再現性は高くなったり、他の方法よりも確率が高いということが証明されたりします。

ですが、ビジネス書はそれがありません。

「この方法で成果を上げている人がいる。」

人間はそれぞれ個性があるので、他の人もうまくいくという証明にはなりません。

一方で

・エビデンスがある
・うまくいく確率も出ている

この2つがあれば、解説されている手法を実践しても効果はあります。

すでに他の本で解説されている。

情報のスピードとしては論文→科学系の本→その他の書籍の順番です。

論文が一番早く、科学系以外の本が一番遅いです。

心理学や脳科学などの科学系の本は論文がベースになっています。

本当かどうか気になる人は一度本屋などで本の後ろの方を見てください。

ほとんどが参考文献で埋まってます。

例えば、PRE-SUASION :影響力と説得のための革命的瞬間(心理学の本)は489ページ中50ページ(約10%)が参考文献で埋められています。

他にも、SHARP BRAIN たった12週間で天才脳を養う方法(脳に関する本)は417ページ中24ページ(約5%)は参考文献です。(Kindleなので、文字の大きさによって最大ページ数は異なる)

このように論文が大量に使用されています。

これらを参考にして企業が手法を変えます。

時には研究者をコンサルタントにつけたりしています。

それでうまく行くとビジネス書が生まれます。

例えば、GAFAがうまくいった理由とかです。

なので、ビジネス書に書かれていることは科学系の本で、すでに解説されているので、読む必要はないと思います。

作者の経歴が科学系の著者にくらべて弱い。

ビジネス書の著者は科学系の本の著者に比べると経歴が弱いです。

例えば、「GIVE & TAKE」で有名なアダム・グラントさんはペンシルベニア大学ウォートン校教授でコンサルを勤めた企業は以下です。

・ディズニー
・ゴールドマンサックス
・グーグル

名だたる企業のコンサルを務めています。

影響力の武器」のロバート・チャルディーニや「ファスト・アンド・スロー」のダニエル・カーネマンなども同様に有名大学の教授をされていたり、トップ企業のコンサルをしたりしています。

しかし、ビジネス書の著者の多くはそうではありません。

もちろん経歴だけが全てではありません。

これには私も共感します。

ですが、経歴もある方が信頼性があります。

実力がなければ、有名な企業でコンサルティングはできませんし、大学の教授にもなれません。

一流の内容を早く知りたいのであれば、ビジネス書よりも科学的な本の方が良いいと思います。

だから、ビジネス書は読む必要はほとんどないと思います。

良いビジネス書の選び方

著者で決める


著者が誰なのか、どんな経歴があるのかをまず調べましょう。

大体本の最初か最後に書いてあります。

次にどんな本をこれまでに出しているのかです。

もし、何冊も出しているのに有名ではない、聞いたことがないもしくは、調べても多く出てこない場合は読む必要はないでしょう。

一方で過去に売れた本があれば、そちらを先に確認してみましょう。

参考文献で選ぶ

本最後には参考文献が記載してあります。

それを参考にして選ぶのが良いでしょう。

しかし、参考文献の多くは外国の言葉(英語が多い)で書かれています。

なので、選ぶのは難しいかもしれません。

ですが、参考文献には誰が書いたかが書いてあります。

論文のタイトルの意味はわからなくても、名前は読めます。

論文を書いた人物を参考にしてください。

推薦本を読む

すごく良い本であれば、誰かがおすすめすることがあります。

そのおすすめされた本を読むのが良いでしょう。

例えば、オリラジの中田さん(YouTube大学)やメンタリストDaiGoさんなどです。

このような人がおすすめしている本は読むといいと思います。

ただし、帯に「〇〇が推薦、絶賛」と書いてある場合は別です。

名前だけ借りている場合もあるので、必ずしも推薦しているわけではありません。

なので、そこは見極めましょう。

まとめ

今回はビジネス書は読むべきなのかについて解説をしました。

私の結論としては読む必要はほとんどないです。

そして、読むべきビジネス書の選び方は解説しました。

これに沿って本を選ぶと良いでしょう。

それだけで無駄な本を読む必要はなくなり、自由な時間を増やすことができるでしょう。

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